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あてみや 【貴宮】🔗🔉

あてみや 【貴宮】 宇津保物語の作中人物。美人の誉れ高く仲忠ら多くの懸想(ケソウ)人をよそに東宮に入内(ジユダイ)する。

あて-もの [0] 【当て物・中物】🔗🔉

あて-もの [0] 【当て物・中物】 (1)隠してあるものを言い当てること。なぞや判じ物の類。当て事。 (2)くじ引きや懸賞。 (3)破損・損傷を防ぐため,物をあてがうこと。また,その物。 (4)竹の串にはさんだ折敷(オシキ)や草木の葉,あわび貝などを的にして射当てること。「この様の―などは,今は箭(ヤ)の落る所もおぼえ候ず/今昔 25」

あて-やか 【貴やか】 (形動ナリ)🔗🔉

あて-やか 【貴やか】 (形動ナリ) 上品で美しいさま。高貴なさま。あてはか。「紫苑の衣(キヌ)のいと―なるをひきかけて/枕草子 190」

あで-やか [2] 【艶やか】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

あで-やか [2] 【艶やか】 (形動)[文]ナリ 〔「あてやか(貴)」の転〕 (女性が)はなやかで美しいさま。なまめかしいさま。「―な振袖姿」「―な芸者衆」 [派生] ――さ(名)

アデュー [2] (フランス) adieu (感)🔗🔉

アデュー [2] (フランス) adieu (感) (長期の)別れの際の挨拶(アイサツ)の言葉。さようなら。ごきげんよう。さらば。

あてらざわ-せん アテラザハ― 【左沢線】🔗🔉

あてらざわ-せん アテラザハ― 【左沢線】 JR 東日本の鉄道線。山形県山形と左沢間,26.2キロメートル。沿線に山辺(ヤマノベ)・寒河江(サガエ)などがある。

あてら-の-ななたき 【阿寺の七滝】🔗🔉

あてら-の-ななたき 【阿寺の七滝】 愛知県南設楽(シタラ)郡鳳来町にある滝。阿寺川が七段の階段状の滝をつくり,各滝壺には大きな甌穴(オウケツ)がある。

あてられる 【当てられる】 (連語)🔗🔉

あてられる 【当てられる】 (連語) (1)男女の仲の良さを見せつけられる。「新婚夫婦に―られる」 (2)害を与えられる。体にさわる。「毒気に―られる」 〔普通仮名書き〕

あ・てる [0] 【当てる・中てる・充てる・宛てる】 (動タ下一)[文]タ下二 あ・つ🔗🔉

あ・てる [0] 【当てる・中てる・充てる・宛てる】 (動タ下一)[文]タ下二 あ・つ (1)物を移動させて,他の物に勢いよく触れるようにする。ぶつける。《当》「ボールを打者の頭に―・ててしまう」「馬に鞭(ムチ)を―・てる」 (2)めざした地点に物を届かせる。命中させる。《当・中》「矢を的に―・てる」 (3)光・雨・風などの作用を受けさせる。《当》「鉢植えの花は時々日光に―・てなさい」「風に―・てて乾かす」 (4)物や体の一部を他の物に接触・密着させる。あてがう。《当》「手を額に―・てて熱をみる」「座布団を―・てて下さい」 (5)くじ引きなどで,賞を得る。《当・中》「宝くじで一等を―・てる」「福引きでテレビを―・てた」 (6)経験や勘によって,予測・推測を的中させる。「どっちが重いか―・ててごらん」「競馬で大穴を―・てた」 (7)(他の動詞の連用形の下に付いて)求めていた物を得る。《当》「金鉱石を掘り―・てる」「友人の家を探し―・てる」 (8)(事業・興行・商売・企画が成功して)大いに利益を得る。《当》「一山―・てる」「株で―・てて大もうけをする」 (9)何人かの中で,ある特定の人を指名して課題を与える。《当》「講読の時間では毎回学生に―・てて訳させる」「先生に―・てられたが答えられなかった」 (10)ある物をある方向に振り向ける。(ア)ある物をある用途に振り向ける。充当する。《充》「店の二階を住居に―・てる」「ボーナスをローンの返済に―・てる」(イ)手紙や荷物の行き先をある人・土地とする。《宛》「先生に―・てた手紙」「大阪支店に―・てられた書類」(ウ)対応させる。「仮名に漢字を―・てる」 (11)あてがう。「食物など―・てて哀(アハレメ)ば/今昔 15」 〔「当たる」に対する他動詞〕 →あてられる [慣用] 光を―・一山―・山を―/毒気(ドツケ)に当てられる・目も当てられない

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