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あの-かた [4][3] 【彼の方】 (代)🔗🔉

あの-かた [4][3] 【彼の方】 (代) 三人称。「あの人」より敬意をこめていう語。「―はどなたかしら」

あのく-かんのん ―クワンオン 【阿耨観音】🔗🔉

あのく-かんのん ―クワンオン 【阿耨観音】 三十三観音の一。この観音を念ずれば,海難を免れるという。尊像は岩の上に座って海面を見る姿。

あのくだっ-ち 【阿耨達池】🔗🔉

あのくだっ-ち 【阿耨達池】 〔梵 Anavatapta 清涼・無熱と訳す〕 ヒマラヤ(雪山)の北にあるとされる想像上の池。金・銀などの四宝を岸とし,中には竜王がすみ,その四方からガンジス川など,四つの川が流れ出て世界をうるおすという。阿那婆達多(アナバタツタ)。無熱悩池。

あのくたら-さんみゃく-さんぼだい 【阿耨多羅三藐三菩提】🔗🔉

あのくたら-さんみゃく-さんぼだい 【阿耨多羅三藐三菩提】 〔梵 anuttara-samyak-sabodhi 無上正等正覚,正覚などと訳す〕 仏の悟り。一切の真理をあまねく正しく知る仏の智慧。最高の悟り。

あの-こ [2] 【彼の子・彼の娘】 (代)🔗🔉

あの-こ [2] 【彼の子・彼の娘】 (代) (1)三人称。年少の子や若い女性に対して使う。 (2)二人称。近世,遊里で禿(カムロ)を呼ぶ時に用いる。おまえ。「こう―,いい子だ,どうぞ若衆をちよつとよんできてくんな/洒落本・野良の玉子」

あの-さん 【彼のさん】 (代)🔗🔉

あの-さん 【彼のさん】 (代) 〔近世語。「彼の様(サマ)」の転。主として遊里で用いられた〕 (1)三人称。あのかた。あのお人。「これ,―にはあひともない/浄瑠璃・冥途の飛脚(中)」 (2)二人称。このおかた。「―がた二階へお上りなされませ/洒落本・ゑ世物語」

あのつ 【安濃津】🔗🔉

あのつ 【安濃津】 三重県津市の古名。対明貿易で栄えた。博多津(ハカタノツ)・坊津(ボウノツ)とともに三津(サンシン)の一。

あのて-このて 【彼の手此の手】 (連語)🔗🔉

あのて-このて 【彼の手此の手】 (連語) いろいろな手段・方法。「―で新製品を売り込む」

アノニマス [2] anonymous🔗🔉

アノニマス [2] anonymous 作者不詳の。匿名の。

あの-ね [3] (感)🔗🔉

あの-ね [3] (感) 親しみをこめて呼びかける語。また,話のはじめや間にはさんで,言葉をつなぐ語。あのねえ。主に女性や子供が使う。「―,お願いがあるんだけど」

大辞林 ページ 138205