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あらがい アラガヒ 【争ひ・諍ひ】🔗🔉

あらがい アラガヒ 【争ひ・諍ひ】 言い争うこと。論争すること。「興ある―なり。同じくは御前にて争はるべし/徒然 135」

――木登り川渡り🔗🔉

――木登り川渡り さけるべき危険なことの例として,三つの事柄を列挙したもの。[日葡]

あらがい-ごと アラガヒ― 【争ひ事】🔗🔉

あらがい-ごと アラガヒ― 【争ひ事】 あらそいごと。競争事。「常に試み事をし,―をしておそい給ひけるに/枕草子 244」

あらが・う アラガフ [3] 【抗う・争う・諍う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

あらが・う アラガフ [3] 【抗う・争う・諍う】 (動ワ五[ハ四]) (1)さからう。抵抗する。「権力に―・う」 (2)相手の言うことを否定して言い争う。「わがため面目あるやうに言はれぬるそらごとは,人いたく―・はず/徒然 73」 [可能] あらがえる

あら-がき [2] 【荒垣・荒籬】🔗🔉

あら-がき [2] 【荒垣・荒籬】 (1)目のあらい垣。 (2)神社などの外側にめぐらしてある目のあらい垣。

あらがき-の 【荒垣の】 (枕詞)🔗🔉

あらがき-の 【荒垣の】 (枕詞) 垣は物を隔てるところから,「よそ」にかかる。「里人の言寄せ妻を―よそにや我(ア)が見む/万葉 2562」

あら-かご [2][0] 【粗籠・荒籠】🔗🔉

あら-かご [2][0] 【粗籠・荒籠】 竹であらく編んだ籠。堤防の護岸に用いる蛇籠(ジヤカゴ)の類。

あら-かし [0][2] 【粗樫】🔗🔉

あら-かし [0][2] 【粗樫】 ブナ科の常緑高木。本州中部以西に多い。高さ約20メートルになる。葉は楕円形で硬く,裏面は灰白色。四月頃雄花と雌花が同株につき,堅果(どんぐり)は晩秋に熟す。材はかたく,細工物や建築材などに適する。

あらかじめ [0] 【予め】 (副)🔗🔉

あらかじめ [0] 【予め】 (副) 事の起こる前に。前もって。かねて。「―ことわっておく」「―準備しておく」 〔漢文訓読に多く用いられた語〕

あら-かす [0] 【荒粕】🔗🔉

あら-かす [0] 【荒粕】 魚の頭・内臓などから作る肥料。

あら-かせぎ [3][0] 【荒稼ぎ】 (名)スル🔗🔉

あら-かせぎ [3][0] 【荒稼ぎ】 (名)スル (1)乱暴なやり方でかせぐこと。 (2)一度にたくさんかせぐこと。「相場で―した」

あら-かた [0] 【粗方】🔗🔉

あら-かた [0] 【粗方】 ■一■ (副) ほとんど全部。大体。名詞的にも用いる。「―の人は納得した」「仕事は―終わった」「支度も―整ひ/谷間の姫百合(謙澄)」 ■二■ (形動ナリ) 粗雑であるさま。「次公が注は―なり/四河入海 5」

大辞林 ページ 138334