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あら-ぎり [0] 【粗切り・荒切り】🔗🔉

あら-ぎり [0] 【粗切り・荒切り】 (1)あらく大まかに切ること。粗雑に切ること。 (2)あらく刻んだタバコ。特に,薩摩の国府タバコを五分切りにした上等のタバコ。「―は一と夜さきりの晴れに買ひ/柳多留 2」

あら・く 【散く】 (動カ下二)🔗🔉

あら・く 【散く】 (動カ下二) ⇒あらける

あら-ぐし [2] 【粗櫛】🔗🔉

あら-ぐし [2] 【粗櫛】 歯のあらい梳(ス)き櫛。

あら-くち [0] 【新口】🔗🔉

あら-くち [0] 【新口】 新たに醸造した酒を,初めて桶(オケ)から酌(ク)み出して飲むこと。初飲み。

あらくま・し 【荒くまし】 (形シク)🔗🔉

あらくま・し 【荒くまし】 (形シク) 荒々しい。荒い。粗暴である。「枝ざしなどはいと手ふれにくげに―・しけれど/枕草子 40」「物言ひなども―・しい/浄瑠璃・鎌田兵衛」

あらくもし・い 【荒くもしい】 (形)🔗🔉

あらくもし・い 【荒くもしい】 (形) 〔「荒くまし」の転。中世語〕 荒々しい。粗暴である。「あの―・い弁慶と判官殿のお契りやつた事が有ぞ/狂言・今参」

あら-く・る 【荒くる】 (動ラ下二)🔗🔉

あら-く・る 【荒くる】 (動ラ下二) ⇒あらくれる

あら-くれ [0] 【荒くれ】🔗🔉

あら-くれ [0] 【荒くれ】 性質や動作が荒々しいこと。乱暴なこと。また,その人。「―男」

あらくれ-もの [0][6] 【荒くれ者】🔗🔉

あらくれ-もの [0][6] 【荒くれ者】 荒っぽいおこないをする者。乱暴者。

あら-くれ [0] 【荒塊】🔗🔉

あら-くれ [0] 【荒塊】 土の大きなかたまり。

あらくれ-おこし [5] 【荒塊起(こ)し】🔗🔉

あらくれ-おこし [5] 【荒塊起(こ)し】 水田の荒起こしをすること。

あらくれ🔗🔉

あらくれ 小説。徳田秋声作。1915年(大正4)「読売新聞」連載。働き者で勝気なお島が,男から男へ移りながら,生活力と積極さでたくましく生きる人生を描く。

あらくれ・し 【荒くれし】 (形シク)🔗🔉

あらくれ・し 【荒くれし】 (形シク) 荒々しい。「―・しき両人のをのこども/歌舞伎・伊勢平氏」

あら-く・れる [4][0] 【荒くれる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 あらく・る🔗🔉

あら-く・れる [4][0] 【荒くれる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 あらく・る (多く「あらくれた」の形で用いる)荒々しい態度をとる。荒っぽい感じがする。「―・れた不精ひげ」「―・れた男女の農夫は/破戒(藤村)」

大辞林 ページ 138339