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あらみがわ-の-はらえ アラミガハ―ハラヘ 【荒見川の祓】🔗🔉

あらみがわ-の-はらえ アラミガハ―ハラヘ 【荒見川の祓】 〔「あらみ」は荒忌(アライミ)の転〕 大嘗会(ダイジヨウエ)に奉仕する者が,身のけがれを除くために,陰暦九月晦日に京都の紙屋川で行なった祓。

あら-みさき 【荒御鋒・荒御前・荒御裂】🔗🔉

あら-みさき 【荒御鋒・荒御前・荒御裂】 (1)武徳の高い先駆けの神。神功皇后の征韓の時に御座船に現れて守護したという住吉の大神の荒御魂(アラミタマ)をいう。 (2)〔「みさき」を「御裂き」の意にとって〕 愛人・夫婦などの仲をさくと考えられていた嫉妬(シツト)深い神。「―といふもの放たぬ者はかくぞある/狭衣 1」

あら-みたま 【荒御魂】🔗🔉

あら-みたま 【荒御魂】 荒々しく活動的な作用をすると考えられた神霊。 ⇔和御魂(ニキミタマ) 「―ををぎをひて軍の先鋒(サキ)とし/日本書紀(神功訓)」

あら-みたま [3] 【新霊】🔗🔉

あら-みたま [3] 【新霊】 「あらぼとけ(新仏)」に同じ。

アラミド-せんい ―セン [5] 【―繊維】🔗🔉

アラミド-せんい ―セン [5] 【―繊維】 〔aramid〕 芳香族ポリアミドのことで,脂肪族ポリアミド(ナイロン)と区別するために名づけられた。引っ張り強さ・弾力・耐熱性がきわめて大きい。耐火服,タイヤのプライなどに使われる。

アラム-ご [0] 【―語】🔗🔉

アラム-ご [0] 【―語】 〔Aramaic〕 アフロ・アジア諸語のうちセム語派(北西セム語派)に属する言語。紀元前一〇〜前八世紀頃,西アジアで広く用いられ,ペルシャ帝国では公用語であった。文字は北セム系で,ヘブライ文字のもとともなり,アルファベットの成立やアジア諸言語の表記法に影響を与えた。イエスもアラム語を話したといわれ,旧約聖書にもこの言語で書かれた部分がある。

あら-むしゃ [0] 【荒武者】🔗🔉

あら-むしゃ [0] 【荒武者】 勇猛な武者。荒々しい武者。

あら-むしろ [3] 【粗莚・荒莚】🔗🔉

あら-むしろ [3] 【粗莚・荒莚】 あらく編んだ粗末なむしろ。

アラム-もじ [4] 【―文字】🔗🔉

アラム-もじ [4] 【―文字】 北セム系の表音文字。子音のみを表す二二文字より成る。紀元前一〇世紀の碑文が最古の資料。後世,ナバタイ,パルミュラ,シリア,さらに東方にソグド,ウィグル,蒙古,満州など各種文字の成立に影響を与えた。

大辞林 ページ 138357