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あり-てい [0] 【有り体】🔗⭐🔉
あり-てい [0] 【有り体】
(多く「ありていに」の形で用いる)ありのままであること。「―に言えば」「少しも恐るる所なければ,―に陳述せよ/変目伝(柳浪)」
あり-と-あらゆる 【有りと有らゆる】 (連語)🔗⭐🔉
あり-と-あらゆる 【有りと有らゆる】 (連語)
「あらゆる」を強めた言い方。すべての。ある限りの。連体詞的に用いる。「―手段を講ずる」
あり-と-ある 【有りと有る】 (連語)🔗⭐🔉
あり-と-ある 【有りと有る】 (連語)
すべての。あらゆる。ありとあらゆる。連体詞的に用いる。「家の中に―もの,声を調(ソロ)へて泣かなしむ/平家 12」
あり-どおし ―ドホシ [0] 【虎刺・蟻通】🔗⭐🔉
あり-どおし ―ドホシ [0] 【虎刺・蟻通】
アカネ科の常緑小低木。中部以西の山地に自生。高さ約60センチメートルで,葉は小卵円形。多くの小枝を分かち,葉腋に鋭い長いとげをもつ。初夏,花冠が四裂する白色漏斗状の花をつける。
ありどおし ―ドホシ 【蟻通】🔗⭐🔉
ありどおし ―ドホシ 【蟻通】
能の一。四番目物。田楽の古作を世阿弥が改作。蟻通明神の神域をおかしたため,旅の途上で難儀にあった紀貫之が歌を詠進して明神の怒りをとく。
ありどおし-みょうじん ―ドホシミヤウ― 【蟻通明神】🔗⭐🔉
ありどおし-みょうじん ―ドホシミヤウ― 【蟻通明神】
大阪府泉佐野市長滝にある神社。祭神は大名持命(オオナムチノミコト)。その縁起が「枕草子」などにみえる。
あり-と-し-ある 【有りとし有る】 (連語)🔗⭐🔉
あり-と-し-ある 【有りとし有る】 (連語)
〔「し」は強意の助詞〕
「ありとある」に同じ。「―人は皆浮雲(フウン)の思ひをなせり/方丈記」
あり-なし 【有り無し】🔗⭐🔉
あり-なし 【有り無し】
■一■ (名)
あるかないか。また,いるかいないか。「世に―を知らるるかたなくて/浜松中納言」
■二■ (形動ナリ)
(1)あるかないか,また,いるかいないか分からぬほどにかすかなさま。「北の方年老い給て,―にて聞えなどすめれど/栄花(様々の悦)」
(2)あってもなくてもよいほどに軽く扱うさま。あっても無用なさま。「殿様我を―にあそばし/浮世草子・一代女 3」
ありなし-の-ひ 【有り無しの日】🔗⭐🔉
ありなし-の-ひ 【有り無しの日】
平安時代,陰暦五月二五日をいう。この日は村上天皇の忌日で,急な用件を除いては政務は行われなかった。
大辞林 ページ 138380。