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――高・し🔗🔉

――高・し 家の格が高い。立派な家柄である。「なほ―・う人のおぼえ軽からで/源氏(行幸)」

――に杖(ツエ)つく🔗🔉

――に杖(ツエ)つく 〔礼記(王制)〕 五〇歳をいう。「身を隠して年も―頃なれば/浮世草子・永代蔵 6」

――貧しくして孝子(コウシ)顕(アラ)わる🔗🔉

――貧しくして孝子(コウシ)顕(アラ)わる 〔宝鑑〕 貧しい家には孝行な子供が出て,家を助ける。また,逆境に陥ったとき,それを助ける者があらわれる。

――をあ・ける🔗🔉

――をあ・ける 家を留守にする。

――を出(イ)・ず🔗🔉

――を出(イ)・ず 〔「出家」の訓読み〕 仏門に入る。「五十(イソジ)の春を迎へて,―・で,世を背(ソム)けり/方丈記」

――を外にする🔗🔉

――を外にする 自分の家に落ち着いていない。外出がちである。「―して出歩いてばかりいる」

いえ イヘ 【家】🔗🔉

いえ イヘ 【家】 長編小説。島崎藤村作。1911年(明治44)刊。由緒ある二つの旧家の没落する過程をたどり,家族制度の因習や宿命的な血の問題を描く。

いえ [2] (感)🔗🔉

いえ [2] (感) (1)問いに対して,答えが否定的であることを表す語。いいえ。いや。「―,そんなことはありません」 (2)思いがけない事態に驚いたときに発する語。「―,伯蔵主(ハクゾウス)様でござるか/狂言・釣狐(虎寛本)」 (3)呼びかけや話のはじめに用いる語。「―御上人様,どれへお出でなされまする/狂言・若市(虎寛本)」

いえ-あと イヘ― [3][0] 【家跡】🔗🔉

いえ-あと イヘ― [3][0] 【家跡】 (1)家の建っていた跡。 (2)先祖から伝わっている名字や称号。名跡(ミヨウセキ)。「―を継ぐ」

いえ-あるじ イヘ― 【家主】🔗🔉

いえ-あるじ イヘ― 【家主】 一家の主人。男女ともにいう。家の君。「かかるほどに,かの―大弐になりぬ/源氏(蓬生)」

いえ-い イヘ [2] 【家居】 (名)スル🔗🔉

いえ-い イヘ [2] 【家居】 (名)スル (1)家にいること。家をつくって住むこと。「野辺近く―しせれば/古今(春上)」 (2)すまい。家。「―のつきづきしく,あらまほしきこそ/徒然 10」

大辞林 ページ 138542