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いか-が [2] 【如何】 (副)🔗🔉

いか-が [2] 【如何】 (副) 〔「いかにか」の転〕 (1)(相手の気分や意向をたずねるときなどに用いる。やや改まった語感を伴う)どんなふう。どう。「ごきげん―ですか」「―いたしましょうか」「このようなプランで―でしょうか」 (2)(誘ったり勧めたりするときに用いる)どうですか。「おひとつ―」「もう一杯―ですか」 (3)(疑いや危ぶむ気持ちを表すときに用いる)どんな。「露骨過ぎて―かと思う」 (4)反語を導く語。どうして。「己(オノレ)と枯るるだにこそあるを,名残なく―取り捨つべき/徒然 138」

――せ=ん(=む)🔗🔉

――せ=ん(=む) どうしようか。どうしたらよいのか。「いまさらに住みうしとても―む/新古今(雑中)」

――はせ🔗🔉

――はせ 〔「いかが」は反語〕 どうしたらよいのか,どうしようもない。

いかが-は 【如何は】 (連語)🔗🔉

いかが-は 【如何は】 (連語) (1)どのように。どう。「―すべきなど,よろづに思ふことのみしげきを/蜻蛉(上)」 (2)反語を導く語。どうして…(だろう)か。「あはつかに,さしあふぎ居たらむは,―口惜しからぬ/源氏(帚木)」 (3)断定を強める語。どうしてどうして。「もろともに帰らねば―悲しき/土左」

い-かがく ―クワガク [2] 【医化学】🔗🔉

い-かがく ―クワガク [2] 【医化学】 基礎医学の一分野で,人体の生理現象を化学的に研究し,それを医療に役立てようとする学問。

いかが・し 【如何し】 (形シク)🔗🔉

いかが・し 【如何し】 (形シク) 疑わしい。よくない。「是は関東麻(カントウソ)とて名物の真苧(マオ),―・しくは候へども/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」

いかがわし・い イカガハシイ [5] 【如何わしい】 (形)[文]シク いかがは・し🔗🔉

いかがわし・い イカガハシイ [5] 【如何わしい】 (形)[文]シク いかがは・し 〔「いかがし」の転〕 (1)怪しげだ。疑わしい。「―・い薬」 (2)道徳上よくない。みだらだ。「―・い雑誌」「―・い場所」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

い-かき 【笊籬】🔗🔉

い-かき 【笊籬】 籠(カゴ)。ざる。「釣鍋(ツルナベ)に小さき―をしかけ/浮世草子・懐硯 3」

い-がき ― [1] 【井垣】🔗🔉

い-がき ― [1] 【井垣】 鳥居などについている,「井」の字形の垣。

大辞林 ページ 138564