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――こと🔗🔉

――こと どうした事だ。あきれたことだ。「是は―,…おもひもよらぬ事で御ざる/狂言・二人袴」

いかない (連語)🔗🔉

いかない (連語) □一□「いかぬ{(2)}」に同じ。「簡単には―ない」 □二□(「…訳にはいかない」の形で)…できない。許されない。「今日は休む訳には―ない」

いかな-ご [0] 【玉筋魚・子】🔗🔉

いかな-ご [0] 【玉筋魚・子】 スズキ目の海魚。全長20センチメートル内外。体形は細長くて側扁し,口はとがる。背びれと尻びれの基底が長く,腹びれがない。背部は青色。銀白色の腹側には多くの斜めのひだがある。幼魚は煮干し・佃煮(ツクダニ)とし,成魚は天ぷらにする。日本以北の北太平洋に広く分布。コウナゴ。カナギ。カマスゴ。[季]春。《―にまづ箸おろし母恋し/虚子》

いかなご-じょうゆ ―ジヤウ― [5] 【玉筋魚醤油】🔗🔉

いかなご-じょうゆ ―ジヤウ― [5] 【玉筋魚醤油】 生のイカナゴを百日ほど塩漬けにしたあと,その塩汁を紙で漉(コ)したもの。香川県で古くから造られる。

いか-な・り 【如何なり】 (動ラ変)🔗🔉

いか-な・り 【如何なり】 (動ラ変) 〔「いかにあり」から〕 どうである。どのようである。「空言(ムナコト)を―・りと言ひて君をし待たむ/万葉 2466」

いか-なる [2] 【如何なる】 (連体)🔗🔉

いか-なる [2] 【如何なる】 (連体) どのような。どんな。「―困難があろうとも」「―ときにも笑いを絶やさない」

いかなるほしのもとに 【如何なる星の下に】🔗🔉

いかなるほしのもとに 【如何なる星の下に】 長編小説。高見順作。1939年(昭和14)「文芸」に連載。浅草を舞台とした踊り子や芸人などの世界に,戦時下の庶民の哀感を風俗詩風に描く。

いか-に [2] 【如何に】🔗🔉

いか-に [2] 【如何に】 ■一■ (副) (1)状態・状況を尋ねたり,推量したりする。どのように。どんな風に。「―して成功したか」「人生―生くべきか」「運命や―」 (2)程度を尋ねたり,推量したりする。また,その程度のはなはだしいことを暗示して,驚きや感動の気持ちを表す。どれほど。どんなにか。「―強かったかご存じですか」「紅葉の頃は―美しいことだろう」 (3)(「いかに…も」の形で)逆接の条件を示す。どれほど…でも。「―言って聞かせてもあきらめようとしない」「―足が速くても追いつけまい」 (4)原因・理由を尋ねる。どうして。なぜ。「―御車をばかうはつかまつるぞ/平家 8」 ■二■ (感) 呼びかけの語。なんと。「―,あれは越中次郎兵衛とこそ見れ/平家 9」

大辞林 ページ 138573