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いくさ [3][0] 【戦・軍】🔗🔉

いくさ [3][0] 【戦・軍】 (1)たたかい。戦争。合戦。 (2)軍勢。兵隊。「千万(チヨロズ)の―なりとも言挙げせず/万葉 972」 (3)弓を射るわざ。「―習ふ所を築かしむ/日本書紀(持統訓)」

――を見て矢を矧(ハ)ぐ🔗🔉

――を見て矢を矧(ハ)ぐ 事が起こってから,あわてて用意をすることのたとえ。泥棒を見て縄をなう。

いくさ-がみ [3] 【軍神】🔗🔉

いくさ-がみ [3] 【軍神】 戦いの勝利を祈念する神。武神。弓矢の神。古くから武甕槌神(タケミカズチノカミ)(鹿島神宮の祭神)・経津主神(フツヌシノカミ)(香取神宮の祭神)が尊崇される。鎌倉時代以後,不動明王・八幡大菩薩・摩利支天・北斗七星などもまつられた。

いくさ-だいしょう ―シヤウ [4] 【軍大将】🔗🔉

いくさ-だいしょう ―シヤウ [4] 【軍大将】 その日の作戦の指揮をとる武将。

いくさ-だち 【軍立ち】🔗🔉

いくさ-だち 【軍立ち】 (1)出陣。「精兵(トキイクサ)をゐて進みて…―す/日本書紀(崇神訓)」 (2)いくさ。合戦。「これほど―激しき敵にいまだあはず候/保元(中・古活字本)」

いくさ-だて 【軍立て】🔗🔉

いくさ-だて 【軍立て】 軍勢の配置。陣立て。

いくさ-の-きみ 【軍の君】🔗🔉

いくさ-の-きみ 【軍の君】 全軍を統率する大将。総司令官。大将軍。「共に印綬(シルシ)をたまひて―としたまふ/日本書紀(崇神訓)」

いくさ-の-にわ ―ニハ [0] 【軍の庭】🔗🔉

いくさ-の-にわ ―ニハ [0] 【軍の庭】 戦場。

いくさ-ば [0] 【軍場】🔗🔉

いくさ-ば [0] 【軍場】 戦いをする場所。戦場。いくさのにわ。

いくさ-ひょうじょう ―ヒヤウヂヤウ 【軍評定】🔗🔉

いくさ-ひょうじょう ―ヒヤウヂヤウ 【軍評定】 合戦の前に行う軍議。「元春御存生の時,隆景と互の―/陰徳太平記」

いくさ-ぶぎょう ―ギヤウ [4] 【軍奉行】🔗🔉

いくさ-ぶぎょう ―ギヤウ [4] 【軍奉行】 鎌倉・室町幕府の職名。戦の際の臨時の職で,軍事全般の総指揮にあたる。一般に,侍所の別当・所司が任じられた。

いくさ-ぶね 【軍船】🔗🔉

いくさ-ぶね 【軍船】 兵船。軍艦。

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