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いくた-りゅう ―リウ 【生田流】🔗🔉

いくた-りゅう ―リウ 【生田流】 箏曲の流派。山田流とともに二大流派をなす。一七世紀末に生田検校が創始。箏と地歌三弦との合奏を重視し,地歌とは不可分な関係にある。主として関西で行われ,大正期以降には全国に広まった。 →山田流

いく-た [1] 【幾多】 (副)🔗🔉

いく-た [1] 【幾多】 (副) 数多く。たくさん。多く助詞「の」を伴って体言を修飾する。「―の辛酸をなめる」

いく-だ 【幾許】 (副)🔗🔉

いく-だ 【幾許】 (副) (多く「いくだも」の形で下に打ち消しの語を伴う)いくら。いくほど。いくばく。「さ寝し夜は―もあらず/万葉 135」

いく-たつふ 【郁達夫】🔗🔉

いく-たつふ 【郁達夫】 (1896-1945) 中国の小説家。日本留学中に郭沫若(カクマツジヤク)らと創造社を結成し,ロマン派文学を提唱。鬱屈(ウツクツ)する情感を吐露した私小説を書いた。第二次大戦終戦時,スマトラ島で日本憲兵に殺害された。代表作「沈淪(チンリン)」「過去」など。ユイ=ターフー。

いく-たび [1] 【幾度】🔗🔉

いく-たび [1] 【幾度】 (1)多くの回数。いくど。副詞的にも用いる。「―もあきらめようと思った」「―となく挑戦する」 (2)何度。幾回。「―君を頼み来ぬらむ/伊勢 16」

いく-たま 【生玉】🔗🔉

いく-たま 【生玉】 持つ人を長生きさせるという玉。 〔「玉」は「魂」に通じるところから,魂を祝っていう語とも〕

いくたましんじゅう ―シンヂユウ 【生玉心中】🔗🔉

いくたましんじゅう ―シンヂユウ 【生玉心中】 人形浄瑠璃,世話物の一。近松門左衛門作。1715年初演。実説不明。茶碗屋嘉平次と遊女おさがの生玉神社境内での心中を脚色。

大辞林 ページ 138616