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いせ-ぶし 【伊勢節】🔗🔉

いせ-ぶし 【伊勢節】 「間(アイ)の山節」に同じ。

いせ-ぶね [3][0] 【伊勢船】🔗🔉

いせ-ぶね [3][0] 【伊勢船】 (1)室町・江戸前期,伊勢地方を中心に造られた,船首を箱形にした船型の船。軍用の安宅船(アタケブネ)や大型荷船として重用された。 (2)江戸後期,知多半島の伊勢湾沿いの地域の廻船の称。

いせ-へいし 【伊勢平氏】🔗🔉

いせ-へいし 【伊勢平氏】 桓武(カンム)平氏の一系統。平貞盛の子,維衡(コレヒラ)の頃から伊勢国を中心に西国に勢力を扶植した一族。正盛・忠盛に至って中央政界に進出し,清盛が武家出身者としてはじめて政権を掌握した。

いせ-へいじ 【伊勢瓶子】🔗🔉

いせ-へいじ 【伊勢瓶子】 伊勢に産したとっくり。低級品で,酢甕(スガメ)として用いた。「―(伊勢平氏トカケル)はすがめ(眇トカケル)なりけり/平家 1」

いせ-へいや 【伊勢平野】🔗🔉

いせ-へいや 【伊勢平野】 伊勢湾沿いに広がる平野。洪積台地と沖積低地からなる。三重県の主要部。

いせ-ぼうふう ―バウフウ [3] 【伊勢防風】🔗🔉

いせ-ぼうふう ―バウフウ [3] 【伊勢防風】 ハマボウフウの別名。

いせ-ま [0] 【伊勢間】🔗🔉

いせ-ま [0] 【伊勢間】 伊勢地方に行われた柱間寸法。曲尺(カネジヤク)五尺八寸(約177センチメートル)を一間(イツケン)とする。 →京間

いせ-まいり ―マリ [3] 【伊勢参り】🔗🔉

いせ-まいり ―マリ [3] 【伊勢参り】 伊勢神宮へ参詣(サンケイ)すること。時候のよい春が多かった。伊勢参宮。[季]春。

いせものがたり 【伊勢物語】🔗🔉

いせものがたり 【伊勢物語】 歌物語。一巻。作者未詳。現在のような形になったのは,平安中期か。百二十余の短い章段からなり,在原業平(アリワラノナリヒラ)らしい人物の恋愛を中心とした一代記の構成をとる。源氏物語・古今集とともに,後代への影響がきわめて大きい。在五が物語。在中将。在五中将の日記。

いせ-もめん [3] 【伊勢木綿】🔗🔉

いせ-もめん [3] 【伊勢木綿】 「伊勢縞(イセジマ){(1)}」に同じ。

いせ-や [0][2] 【伊勢屋】🔗🔉

いせ-や [0][2] 【伊勢屋】 (1)伊勢出身の商人が用いた屋号。また,伊勢商人の称。 (2)〔伊勢商人は多く倹約家であったことから〕 けちな人。吝嗇家(リンシヨクカ)。「尾頭の無いが―の初がつを/柳多留 17」

大辞林 ページ 138722