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いちかわ イチカハ 【市川】🔗🔉

いちかわ イチカハ 【市川】 (1)千葉県北西部,東京湾に面する市。江戸川をはさんで東京に隣接する古くからの住宅地。商工業も発達。真間手児奈(ママノテコナ)の伝説地。 (2)兵庫県南部,神崎郡の町。市川が流れる。江戸期,生野銀山の金銀を搬送する要地。

いちかわ イチカハ 【市川】🔗🔉

いちかわ イチカハ 【市川】 姓氏の一。

いちかわ-えんのすけ イチカハンノスケ 【市川猿之助】🔗🔉

いちかわ-えんのすけ イチカハンノスケ 【市川猿之助】 (二世)(1888-1963) 歌舞伎俳優。屋号沢瀉(オモダカ)屋。晩年猿翁を名乗る。初世猿之助の長男。1920年(大正9)春秋座を結成し新劇運動を展開,また優れた新舞踊劇「虫」「独楽(コマ)」「黒塚」などを創演した。

いちかわ-こだんじ イチカハ― 【市川小団次】🔗🔉

いちかわ-こだんじ イチカハ― 【市川小団次】 (四世)(1812-1866) 歌舞伎俳優。屋号高島屋。世話狂言を完成した江戸劇壇最後の大立者。当り役「東山桜荘子」(佐倉宗吾)「鼠小僧」

いちかわ-さだんじ イチカハ― 【市川左団次】🔗🔉

いちかわ-さだんじ イチカハ― 【市川左団次】 歌舞伎俳優。屋号高島屋。 (1)(初世)(1842-1904) 四世市川小団次の養子。大坂の生まれ。九世市川団十郎・五世尾上菊五郎とともに「団・菊・左」と称せられた名優。明治座を創設し,ここを中心に活躍した。 (2)(二世)(1880-1940) 初世の長男。1909年(明治42)小山内薫と自由劇場を創設し新劇の先駆をなし,また岡本綺堂と提携し新歌舞伎をひらいた。

いちかわ-じゅかい イチカハ― 【市川寿海】🔗🔉

いちかわ-じゅかい イチカハ― 【市川寿海】 (三世)(1886-1971) 歌舞伎俳優。屋号成田屋。自由劇場,東宝劇団などにも参加。

いちかわ-しょういち イチカハシヤウイチ 【市川正一】🔗🔉

いちかわ-しょういち イチカハシヤウイチ 【市川正一】 (1892-1945) 社会主義運動家。山口県生まれ。早大卒。日本共産党の創立に参加し,指導者の一人として活躍。1929年検挙され,無期懲役。獄死。「日本共産党小史」は公判廷での陳述を編集したもの。

いちかわ-だんじゅうろう イチカハダンジフラウ 【市川団十郎】🔗🔉

いちかわ-だんじゅうろう イチカハダンジフラウ 【市川団十郎】 市川宗家の歌舞伎俳優。屋号成田屋。 (1)(初世)(1660-1704) 元禄期に活躍。江戸の荒事(アラゴト)をひらき,三升屋兵庫の名で多くの歌舞伎脚本を書いた。 (2)(二世)(1688-1758) 初世の長男。荒事に和事味を加え,市川家の芸の基礎を確立した。俳名栢莚(ハクエン)。 (3)(五世)(1741-1806) 四世の子。寛政期(1789-1801)の立役(タチヤク)の第一人者で,女方も兼ねた。俳名白猿。 (4)(七世)(1791-1859) 五世の孫。文化文政期(1804-1830)から幕末にかけて活躍。「勧進帳」など歌舞伎十八番を制定した。 (5)(九世)(1838-1903) 七世の子。明治時代,劇界の代表的な名優。活歴(カツレキ)という新史劇を創始した。五世尾上菊五郎・初世市川左団次とともに「団・菊・左」と称せられた。

大辞林 ページ 138775