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いちおんいちぎ-せつ [0]-[3] 【一音一義説】🔗🔉

いちおんいちぎ-せつ [0]-[3] 【一音一義説】 橘守部(タチバナモリベ)などの説いた考えで,五十音図の各音はそれぞれ固有の意義をもつというもの。音義説。 →一行一義説

いち-が [2] 【一河】🔗🔉

いち-が [2] 【一河】 (1)一筋の河。 (2)同じ河。

――の流れ🔗🔉

――の流れ 同じ河の流れの水を汲むのも前世からの因縁である,の意。一河の流れを汲む。

いち-がい 【一概】 (名・形動)🔗🔉

いち-がい 【一概】 (名・形動) 自分の意志を押し通すこと。また,強情なさま。「―ヲ立ツル/日葡」「―ナモノ/日葡」

いちがい-に [0][2] 【一概に】 (副)🔗🔉

いちがい-に [0][2] 【一概に】 (副) (多く下に打ち消しの語を伴う)一まとめにして。ひとしなみに。おしなべて。「―そうとは言えない」

いち-かく チ― [2] 【位置角】🔗🔉

いち-かく チ― [2] 【位置角】 天球上の二つの天体の,相対的関係を示す角度。通常は,二つの天体を結ぶ大円と,基準にする方の天体と天の北極とを結ぶ大円とがなす角度。東回りに測る。

いちかた-りゅう ―リウ 【一方流・都方流】🔗🔉

いちかた-りゅう ―リウ 【一方流・都方流】 平曲の流派の一。開祖は鎌倉末期の如一(ニヨイチ)検校。その門流がすべて名の下に一の字を付すことから一方といい,城方(ジヨウカタ)(八坂流)に対する。 →平曲(ヘイキヨク) →一名(イチナ)

いち-がつ ―グワツ [4] 【一月】🔗🔉

いち-がつ ―グワツ [4] 【一月】 〔「いちげつ」とも〕 一年の中の第一番目の月。正月。むつき。太郎月。 〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕 [季]冬。《―や去年の日記なほ机辺/虚子》

いちがつ-じ イチグワツ― 【一月寺】🔗🔉

いちがつ-じ イチグワツ― 【一月寺】 千葉県松戸市小金町にあった寺。普化宗(フケシユウ)の本山。鎌倉初期,宋の僧金先の開創。江戸時代,虚無僧(コムソウ)がこの寺を中心に活躍したが,1871年(明治4)普化宗廃止の令によって廃絶。

いち-がみ [0][2] 【市神】🔗🔉

いち-がみ [0][2] 【市神】 市場の守護をする神。祭神は市杵島姫命(イチキシマノヒメノミコト)が多く,事代主命・大国主命・恵比須・大黒などもまつられる。神体は円形・卵形などの自然石で,神社の境内などにあるが,本来は市の開かれる場所の路傍にまつられていたものと思われる。いちのかみ。

大辞林 ページ 138774