複数辞典一括検索+

いちご-の-ふちん 【一期の浮沈】🔗🔉

いちご-の-ふちん 【一期の浮沈】 生死のかかる大事な瀬戸際。生死の分かれ目。「又平―ぞと,女房諸共姫君をおし囲ひ/浄瑠璃・反魂香」

いちご-ぶん [3] 【一期分】🔗🔉

いちご-ぶん [3] 【一期分】 鎌倉末期から室町時代にかけて行われた所領相続の形態。その者の生存中に限って領有が認められるもの。女子や庶子の相続に多く,所領の細分化を防ぐため,領有者の死後,総領などへ返還された。一期所領。

いちご-やまい ―ヤマヒ 【一期病】🔗🔉

いちご-やまい ―ヤマヒ 【一期病】 一度かかると一生治らない病気。不治の病。「瘡(カサ)(=梅毒)をうつりて―になるもあり/仮名草子・東海道名所記」

いち-ご [2] 【一語】🔗🔉

いち-ご [2] 【一語】 (1)一つの語。 (2)短い言葉。一言半句。「―も発しない」

いちご-ぶん [0][3] 【一語文】🔗🔉

いちご-ぶん [0][3] 【一語文】 一単語からなる文。「泥棒!」「痛い!」などや,幼児が言う「おんも」「だっこ」など。

いち-ごう ―ガフ [3][2] 【一合】🔗🔉

いち-ごう ―ガフ [3][2] 【一合】 ■一■ (名) (1)尺貫法の量の単位。一升の一〇分の一。「―升」 (2)尺貫法の土地の面積の単位。一坪または一歩の一〇分の一。「二坪―」 (3)山のふもとから頂上までの路程の一〇分の一。「―目」 (4)戦闘や剣道などで,刀と刀とを一度打ち合わせること。「―二合と斬(キ)り結ぶ」 ■二■ (副) 〔「一合」が少量であることから〕 いささか。少し。「自分に於て―も非道の沙汰は致さねども/浄瑠璃・八百屋お七」 〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕

いち-ごう ―ガウ [0][2] 【一毫】🔗🔉

いち-ごう ―ガウ [0][2] 【一毫】 〔「毫」は毛筋の意〕 ごくわずか。寸毫。「―の隙(スキ)もない」

いち-ごう ―ゴフ [0][2] 【一業】🔗🔉

いち-ごう ―ゴフ [0][2] 【一業】 〔仏〕 善悪の報いをもたらす一つの行為。「御菩提をも弔ひたてまつり,―をも浮かび給ふかと思ふにこそ/平治(下)」

いちごう-しょかん ―ゴフ― [0][5] 【一業所感】🔗🔉

いちごう-しょかん ―ゴフ― [0][5] 【一業所感】 〔仏〕 何人かの人が前世における同じ業(ゴウ)によって,それに相当する同じ報いを受けること。共業共果。「―の身なれば,先世の芳縁も浅からず/平家 3」

大辞林 ページ 138782