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――となく🔗🔉

――となく (1)いつと定めることなく。いつも。常に。始終。「―塩焼くあまのとまびさし/新古今(恋二)」 (2)いつと期限を切ることなく。いつまでも。無期限に。「法皇のいつとなう鳥羽殿におしこめられて/平家 4」 (3)いつの間にか。「何となく鏡を見れば,はや―衰へ/狂言記・土産の鏡」

――とはなく🔗🔉

――とはなく いつの間にか。いつとはなしに。いつともなく。「集まっていた人々も―姿を消してしまった」

――とも分か🔗🔉

――とも分か いつという決まりもない。「―ぬ恋もするかな/古今(恋一)」

――にな・い🔗🔉

――にな・い 普段にはない。平生とは違う。「―・くうれしそうな顔」

い・つ 【凍つ・冱つ】 (動タ下二)🔗🔉

い・つ 【凍つ・冱つ】 (動タ下二) ⇒いてる

い・づ 【出づ】 (動ダ下二)🔗🔉

い・づ 【出づ】 (動ダ下二) ⇒いず(出)

いつ-いつ [1][0] 【何時何時】 (代)🔗🔉

いつ-いつ [1][0] 【何時何時】 (代) (1)何月何日,何日の何時などがはっきりしないとき,また,それらをはっきり言わないときに用いる語。「締め切りは―と決める」 (2)いつものとき。普段。「今朝は―より斎(トキ)をとりつくろうて/狂言・若市」

いついつ-までも [1][5] 【何時何時迄も】 (副)🔗🔉

いついつ-までも [1][5] 【何時何時迄も】 (副) 「いつまでも」を強めた言い方。永久に。「―お元気で」

い-つう ― [0] 【胃痛】🔗🔉

い-つう ― [0] 【胃痛】 胃の痛み。

いつ-え ―ヘ [2] 【五重】🔗🔉

いつ-え ―ヘ [2] 【五重】 (1)五枚重ねること。ごじゅう。 (2)「五重襲(イツエガサネ)」に同じ。 (3)「五重の扇(オウギ)」の略。

いつえ-がさね ―ヘ― [4] 【五重襲】🔗🔉

いつえ-がさね ―ヘ― [4] 【五重襲】 袿(ウチキ)を五枚重ねて着ること。また,袖口と褄(ツマ)に中陪(ナカベ)を加えて,五枚重ね着したように見せたもの。

いつえ-の-おうぎ ―ヘ―アフギ 【五重の扇】🔗🔉

いつえ-の-おうぎ ―ヘ―アフギ 【五重の扇】 板数七,八枚を一重扇というのに対し,その五倍ほどの板数のある檜扇(ヒオウギ)。

大辞林 ページ 138834