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いな-とよ (感)🔗🔉

いな-とよ (感) 相手の言葉に不賛成の意を表す語。いやいや。いやとよ。「―,ささ蟹とて,わらはなど和歌にもよめる虫なり/雲萍雑志」

い-な-なき [0] 【嘶き】🔗🔉

い-な-なき [0] 【嘶き】 いななくこと。また,その声。

い-な-な・く [3][0] 【嘶く】 (動カ五[四])🔗🔉

い-な-な・く [3][0] 【嘶く】 (動カ五[四]) 〔「い」は馬の鳴き声〕 馬が声高く鳴く。いなく。「一声―・く」

いなの ナノ 【猪名野】🔗🔉

いなの ナノ 【猪名野】 兵庫県伊丹市,猪名川と武庫(ムコ)川の間の台地の古名。古来名勝の地で,笹の名所として知られた。猪名の笹原。猪名の伏原。((歌枕))「しなが鳥―を来れば有間山夕霧立ちぬ宿りはなくて/万葉 1140」

いなのめ🔗🔉

いなのめ 語義未詳。「あけがた」「あけぼの」「しののめ」の意か。

いなのめ-の (枕詞)🔗🔉

いなのめ-の (枕詞) 「明く」にかかる。「―明けさりにけり/万葉 2022」

いな-ば [0] 【稲場】🔗🔉

いな-ば [0] 【稲場】 刈り取った稲を干す場所。

いな-ば [0] 【稲葉】🔗🔉

いな-ば [0] 【稲葉】 稲の葉。また,田に生えている稲。「恋ひつつも―かき別け家居れば/万葉 2230」

いなば 【稲葉】🔗🔉

いなば 【稲葉】 姓氏の一。

いなば-いってつ 【稲葉一鉄】🔗🔉

いなば-いってつ 【稲葉一鉄】 (1515-1588) 戦国時代の武将。美濃曾根城主。名は良通または長通。一鉄は号。はじめ守護代斎藤氏に仕え,のちに織田信長・豊臣秀吉に仕えた。

いなば 【因幡】🔗🔉

いなば 【因幡】 旧国名の一。鳥取県東部に相当。因州(インシユウ)。

いなば-どう ―ダウ 【因幡堂】🔗🔉

いなば-どう ―ダウ 【因幡堂】 (1)京都市下京区にある真言宗の寺,平等寺の俗称。木像の薬師如来像・如意輪観音像がある。薬師参りで知られる。因幡薬師。 (2)狂言の一。酒癖の悪い女房を離縁した男が,因幡堂の夢のお告げで新しい妻を得るが,杯を交わして被衣(カズキ)を取ると,前の女房だったという筋。

いなば-どう-えんぎ ―ダウ― 【因幡堂縁起】🔗🔉

いなば-どう-えんぎ ―ダウ― 【因幡堂縁起】 絵巻の一。鎌倉時代の作。作者未詳。因幡国国司橘行平が旅の途中病にかかり薬師如来の霊験で快癒し,これを本尊として建立した因幡堂{(1)}の由来を描いたもの。

大辞林 ページ 138944