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うつ-おう ―アウ [0] 【鬱怏】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

うつ-おう ―アウ [0] 【鬱怏】 (ト|タル)[文]形動タリ 気がふさいで晴れ晴れとしないさま。「精神―として/春(藤村)」

うつ-おう ―ヲウ [0] 【鬱蓊】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

うつ-おう ―ヲウ [0] 【鬱蓊】 (ト|タル)[文]形動タリ 草木が盛んに生い茂るさま。「―たる森林の,影いと暗き隙間を/慨世士伝(逍遥)」

うっ-かい ―クワイ [0] 【鬱懐】🔗🔉

うっ-かい ―クワイ [0] 【鬱懐】 気になることがあって,晴れ晴れとしない心。「二十年来蟄居の―/黒潮(蘆花)」

うっかり [3] (副)スル🔗🔉

うっかり [3] (副)スル 忘れたり気づかなかったりするさま。注意がゆきとどかないさま。「つい―(と)乗り越す」「―して見のがした」

うっかり-もの [0][6] 【うっかり者】🔗🔉

うっかり-もの [0][6] 【うっかり者】 不注意な人。あわてもの。

うっ-き [0] 【鬱気】🔗🔉

うっ-き [0] 【鬱気】 気がふさぐこと。気鬱。「この間は―にて学文もおこたりおはしつるに/御伽草子・福富」

うつ-ぎ [0] 【空木・卯木】🔗🔉

うつ-ぎ [0] 【空木・卯木】 ユキノシタ科の落葉低木。山野に自生。高さ1,2メートル。葉は狭長楕円形で対生する。幹は中空。梅雨の頃,白色の五弁花を円錐花序につける。垣根などに植え,材は木釘(キクギ)・楊枝(ヨウジ)などにする。うのはな。 空木 [図]

う-づき [1] 【卯月】🔗🔉

う-づき [1] 【卯月】 陰暦四月の異名。卯の花月。[季]夏。

うづき-どり 【卯月鳥】🔗🔉

うづき-どり 【卯月鳥】 ホトトギスの異名。

うづき-の-いみ 【卯月の忌み】🔗🔉

うづき-の-いみ 【卯月の忌み】 陰暦四月,京都の賀茂祭に参列する者が身を慎み,心身を清め家にこもっていること。

うづき-ようか ―ヤウ― 【卯月八日】🔗🔉

うづき-ようか ―ヤウ― 【卯月八日】 陰暦四月八日。この日を山の神の祭日,あるいは高い山に登り神を拝する日とする地方が多い。また,仏教では釈迦の誕生日を祝って灌仏会(カンブツエ)を行う。

うづきのもみじ ―モミヂ 【卯月の紅葉】🔗🔉

うづきのもみじ ―モミヂ 【卯月の紅葉】 人形浄瑠璃。世話物。近松門左衛門作。1706年初演。本外題「ひぢりめん卯月紅葉」。大坂心斎橋の古道具商笠屋の娘お亀(カメ)とその婿(ムコ)与兵衛との心中事件を脚色したもの。梅田堤で心中を図るが与兵衛だけ助かる。続編「卯月の潤色(イロアゲ)」では,生き残った与兵衛がお亀の命日に自害する。

大辞林 ページ 139405