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うつくし・い [4] 【美しい】 (形)[文]シク うつく・し🔗🔉

うつくし・い [4] 【美しい】 (形)[文]シク うつく・し □一□ (1)視覚的・聴覚的にきれいで心をうつ。きれいだ。 ⇔醜い 「―・い絵」「―・い音色」「容姿が―・い」 (2)精神的に価値があって人の心をうつ。心に深い感動をよびおこす。清らかだ。「―・い友情」「心の―・い人」 □二□ (1)(肉親に対して)しみじみとした深い愛情を感ずるありさま。いとしい。「妻子(メコ)見ればめぐし―・し/万葉 800」 (2)(特に小さなもの・幼いものなどについて)小さくて愛らしい。かわいらしい。「―・しきもの,瓜にかきたるちごの顔/枕草子 151」 (3)細部まできれいに整っている。申し分がない。「大学の君その日の文―・しう作り給ひて進士になり給ひぬ/源氏(乙女)」 (4)(連用形を副詞的に用いて)(ア)心や行動がさっぱりしているありさまを表す。きれいさっぱり。「お前はさんに―・しく別れて/人情本・英対暖語」(イ)穏やかに。静かに。「―・しう頼まんしたらば/歌舞伎・助六」 〔□二□(1)が原義。□二□(1)(2)は「愛し」とも書く。→きれい〕 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

うつくしいすいしゃごやのむすめ 【美しい水車小屋の娘】🔗🔉

うつくしいすいしゃごやのむすめ 【美しい水車小屋の娘】 〔原題 (ドイツ) Die schne Mllerin〕 シューベルトの連作歌曲集。全二〇曲。1823年完成。ドイツの詩人 W =ミュラーの詩による。美しき水車屋の娘。

うつくし-が-はら 【美ヶ原】🔗🔉

うつくし-が-はら 【美ヶ原】 長野県松本市の東方にある筑摩(チクマ)山地南部の溶岩台地。海抜2000メートル前後の高原で,展望にすぐれた行楽地。レンゲツツジの群生地。

うつくし-が・る 【愛しがる】 (動ラ四)🔗🔉

うつくし-が・る 【愛しがる】 (動ラ四) かわいがる。「松君のをかしうもののたまふを誰も誰も―・り聞こえ給ふ/枕草子 104」

うつくしくあおきドナウ ―アヲキ― 【美しく青き―】🔗🔉

うつくしくあおきドナウ ―アヲキ― 【美しく青き―】 〔原題 (ドイツ) An der schnen, blauen Donau〕 ヨハン=シュトラウス二世の最も有名なウインナ-ワルツ。はじめ男声合唱曲として作曲(1867年),のち,管弦楽用に編曲。 →「美しく青きドナウ」(J=シュトラウス)[音声]

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