うまれ-うまれ 【生まれ生まれ】 （副） 生まれるとすぐに。生まれたまま。「うつくしき娘を，―出家にしたやうなものぢやは/浮世草子・胸算用 4」

うまれ-かわり ―カハリ [0] 【生(ま)れ変わり】 生まれ変わること。また，生まれ変わってきた人や姿。「観音様の―だ」

うまれ-こきょう ―キヤウ [4] 【生(ま)れ故郷】 生まれた土地。故郷。ふるさと。

うまれ-ざいしょ [4] 【生(ま)れ在所】 生まれ育った田舎。生まれ故郷。

うまれ-しょう ―シヤウ [0][3] 【生(ま)れ性】 〔「うまれじょう」とも〕 生まれながらにしてもっている性質。生まれつき。「とかく男に縁のない―かとばかりにて/浄瑠璃・宵庚申（中）」

うまれ-すじょう ―ジヤウ [0][4] 【生(ま)れ素性】 生まれた家の家柄や家筋。氏素性。

うまれ-ぞこない ―ゾコナヒ [0] 【生(ま)れ損ない】 できそこない。人をののしっていう語。「江戸者の―金をため/柳多留 11」

うまれ-だち 【生まれ立ち】 （１）生まれつき。天性。「それでも―の悪い野郎なら/滑稽本・浮世風呂 2」 （２）生まれた直後。生まれたて。「此娘―より品をやりてただならぬ粧ひ/浮世草子・禁短気」

うまれ-つき [0] 【生(ま)れ付き】 （１）性質や能力などが生まれたときから備わっていること。「―の美声」 （２）生まれたとき以来。生来。「―頭がよい」

うまれ-どし [0][3] 【生(ま)れ年】 生まれた年。せいねん。

うまれ-ながら [0] 【生(ま)れ乍ら】 （副） 生まれたときから。生まれつき。「―の芸術家」

うまれ-ね [3] 【生(ま)れ値】 新しく上場された株や増資の権利落ちした株に，初めてつけられた値段。

うまれ-あわ・す ―アハス [5] 【生(ま)れ合わす】 ■一■ （動サ五［四］） 「うまれあわせる」に同じ。「良い時代に―・す」 ■二■ （動サ下二） ⇒うまれあわせる