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うみ-つ・ける [4][0] 【生み付ける・産み付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 うみつ・く🔗🔉

うみ-つ・ける [4][0] 【生み付ける・産み付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 うみつ・く (1)虫や魚などが卵を物に付着させて産む。また,物の中に産む。「蝶が葉の裏に卵を―・ける」「セミは卵を地中に―・ける」 (2)ある性質が備わるようにして子を産む。「土方の手伝ひして車の跡押しにと親は―・けても下さるまじ/にごりえ(一葉)」

うみ-つ-じ ―ヂ 【海つ路】🔗🔉

うみ-つ-じ ―ヂ 【海つ路】 〔「つ」は格助詞。「うみつち」とも〕 「うみじ」に同じ。「―のなぎなむ時も渡らなむ/万葉 1781」

うみ-つばめ [3] 【海燕】🔗🔉

うみ-つばめ [3] 【海燕】 ミズナギドリ目ウミツバメ科の海鳥の総称。黒みを帯びた翼は細長く,尾はふたまたに分かれる。全長13〜25センチメートル。水かきが発達し巧みに泳ぐ。離島の地中や岩の間に営巣する。ハイイロウミツバメ・コシジロウミツバメ・オーストンウミツバメなど。

うみ-つぼみ [3] 【海蕾】🔗🔉

うみ-つぼみ [3] 【海蕾】 化石のみ知られる海産の棘皮(キヨクヒ)動物。古生代,オルドビス紀から二畳紀にかけて繁栄。石灰質の蕾状・球状の体と,短い柄からなる。

うみ-づら 【海面】🔗🔉

うみ-づら 【海面】 (1)海辺。海のほとり。「深き山里,世離れたる―などにはひ隠れぬべし/源氏(帚木)」 (2)うみのおもて。「月澄みわたる―に波風頻りに鳴動して/謡曲・竹生島」

うみ-づり [0] 【海釣り】🔗🔉

うみ-づり [0] 【海釣り】 海でする釣り。

うみ-て [0] 【海手】🔗🔉

うみ-て [0] 【海手】 海の方。 ⇔山手

うみ-とかげ [3] 【海蜥蜴】🔗🔉

うみ-とかげ [3] 【海蜥蜴】 トカゲ目の海生爬虫類。全長1.5メートルを超え,尾がその三分の二を占める。頸(クビ)から尾先まで正中線にそって鋸歯(キヨシ)状の冠がある。背面は黒ないし黒褐色,腹面は汚白色。泳ぎが巧みで,海藻を食べる。ガラパゴス諸島特産。ウミイグアナ。

うみ-とさか [3] 【海鶏冠】🔗🔉

うみ-とさか [3] 【海鶏冠】 〔鶏のトサカ状であるところから〕 花虫綱の海産腔腸動物。10センチメートルほどの太い茎と,小さい個虫がたくさん付いた冠状部とがあり,ケイトウのような群体をつくる。黄褐色または赤褐色で,茎の部分は白い。暖海に分布し,浅海の岩に着生する。海鶏頭(ウミケイトウ)。

大辞林 ページ 139480