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うら-やま 【浦山】🔗🔉

うら-やま 【浦山】 (1)海辺と山。「遠き住吉(スミノエ)高砂の,―国を隔てて住むと/謡曲・高砂」 (2)海辺の山。「かかる―へ馬の背ばかりにて荷物をとらば/浮世草子・永代蔵 2」

うらやま-かぜ 【浦山風】🔗🔉

うらやま-かぜ 【浦山風】 海辺に近い山から吹きおろして来る風。「しらざりし―も梅が香は都に似たる春のあけぼの/十六夜」

うら-やま [0] 【裏山】🔗🔉

うら-やま [0] 【裏山】 (1)家の裏手の山。 (2)山の,日当たりの悪い側。

うら-やまし・い [5] 【羨ましい】 (形)[文]シク うらやま・し🔗🔉

うら-やまし・い [5] 【羨ましい】 (形)[文]シク うらやま・し 〔動詞「うらやむ」の形容詞化〕 うらやむ気持ちをそそられるさま。人が恵まれていたり,物事が優れていたりするのを見て,自分もそのようになりたいと思うさま。「彼の優雅な生活が―・い」「―・いほどの美貌」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

うら-やまぶき 【裏山吹】🔗🔉

うら-やまぶき 【裏山吹】 襲(カサネ)の色目の名。表は黄,裏は萌黄(モエギ)または紅。三〇歳以下の人が五節(ゴセチ)から春に着用。

うら-やみ [0] 【羨み】🔗🔉

うら-やみ [0] 【羨み】 (1)うらやむこと。羨望(センボウ)。「―の念を抱く」 (2)不公平だと思うこと。不平・不満を生ずること。「―ありていかでかなど,かたく言ふに/枕草子 92」

うら-や・む [3] 【羨む】 (動マ五[四])🔗🔉

うら-や・む [3] 【羨む】 (動マ五[四]) 〔「心(ウラ)病む」の意という〕 他人が自分より恵まれていたり,優れていたりするのを見て,自分もそうなりたいと願う。また,自分が他人ほど恵まれていないことを不満に思う。「人も―・む仲」「合格した友人を―・む」「花をめで鳥を―・み/古今(仮名序)」

うら-ゆき 【裏行】🔗🔉

うら-ゆき 【裏行】 家の表から奥までの距離。奥行。「表口(オモテグチ)三十間,―六十五間を家蔵に立て続け/浮世草子・永代蔵 2」

うら-よみ [0] 【裏読み】🔗🔉

うら-よみ [0] 【裏読み】 書かれた文字どおりの意味ばかりでなく,その陰に隠された意味を読むこと。

うら-ら [0] 【麗ら】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

うら-ら [0] 【麗ら】 (形動)[文]ナリ うららか。「春―」

大辞林 ページ 139522