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えぞ-ち 【蝦夷地】🔗🔉

えぞ-ち 【蝦夷地】 明治以前,北海道・樺太・千島の総称。特に,北海道の称。蝦夷。

えぞ-にしき [3] 【蝦夷錦】🔗🔉

えぞ-にしき [3] 【蝦夷錦】 中国産の錦。縹(ハナダ)色の地に雲竜・波濤(ハトウ)などを織り出したもの。袈裟(ケサ)などに用いられた。江戸期に大陸と交易したアイヌがもたらしたことからいう。

えぞ-びたき [3] 【蝦夷鶲】🔗🔉

えぞ-びたき [3] 【蝦夷鶲】 スズメ目ヒタキ科の鳥。全長約14.5センチメートル。上面は濃い灰褐色で,下面は白色に黒縦斑がある。ロシアの極東地方から千島列島で繁殖し,フィリピン・ニュージーランドなどで越冬。日本では春秋に旅鳥として渡来。

えぞ-ぶぎょう ―ブギヤウ [3] 【蝦夷奉行】🔗🔉

えぞ-ぶぎょう ―ブギヤウ [3] 【蝦夷奉行】 江戸幕府の職名。遠国(オンゴク)奉行の一。老中支配。1802年2月に箱館におかれたが,同年5月箱館奉行と改称。蝦夷地奉行。

えぞ-ふじ 【蝦夷富士】🔗🔉

えぞ-ふじ 【蝦夷富士】 羊蹄山(ヨウテイザン)の別名。

えぞ-まつ [2] 【蝦夷松】🔗🔉

えぞ-まつ [2] 【蝦夷松】 マツ科の常緑高木。北海道・南千島・サハリンに分布。高さ40メートルに達する。葉は扁平な線形でとがる。球果は長楕円形。材はパルプ・建築材としバイオリンの胴などに用いる。トウヒは本種の変種。クロエゾマツ。

えぞ-らいちょう ―ライテウ [3] 【蝦夷雷鳥】🔗🔉

えぞ-らいちょう ―ライテウ [3] 【蝦夷雷鳥】 キジ目キジ科の鳥。全長35センチメートルほど。背面は茶・黒・白・灰色などがまじり,目の上が赤く,腹面は灰白色地に黒・茶の粗い縦紋がある。ライチョウと違って,冬も白くならない。ユーラシア北部の森林にすみ,日本では北海道に留鳥として生息。エゾヤマドリ。

え-そらごと ― [0][3] 【絵空事】🔗🔉

え-そらごと ― [0][3] 【絵空事】 絵は実際の物とは違って誇張され美化されて描かれているものであること。転じて,実際にはありもしないこと。大げさなこと。「―を並べる」

えぞ-わかめ [3][4] 【蝦夷若布】🔗🔉

えぞ-わかめ [3][4] 【蝦夷若布】 チガイソの別名。

大辞林 ページ 139709