えん-しん ン― [0] 【遠心】 中心から遠ざかること。 ⇔求心

えんしん-あっしゅくき ン― [8] 【遠心圧縮機】 遠心力を利用したガス（空気）圧縮機。ターボ圧縮機。

えんしん-かじゅう ン―ヂユウ [5] 【遠心荷重】 列車または自動車が曲線部分を走行する場合に生ずる遠心力方向の水平荷重。この影響を弱めるために，曲線部にカント（傾斜）がつけられる。

えんしん-かじょ ン―クワ― [5] 【遠心花序】 ⇒有限花序(ユウゲンカジヨ)

えんしん-せい-しんけい ン― [7] 【遠心性神経】 中枢より末梢へ興奮を伝達する神経。運動神経や，多くの自律神経が属する。 ⇔求心性神経

えんしん-ちゅうぞう ン―チウザウ [5] 【遠心鋳造】 回転する鋳型に熔融金属を注入し，遠心力を利用して鋳造する方法。主として円筒状および中空管状の鋳物をつくる。

えんしん-ぶんりき ン― [7] 【遠心分離機】 固体と液体，または液体と液体の混合物から，それぞれを分離する装置。容器を回転させて遠心力を働かせ，被分離物の密度の差を利用して分離する。遠心機。

えんしん-ポンプ ン― [5] 【遠心―】 （１）湾曲した多数の羽根をもつ羽根車を高速で回転させ，遠心力によって水に圧力・速度を与えて揚水するポンプ。 （２）特に，渦巻ポンプのこと。

えんしん-りょく ン― [3] 【遠心力】 円運動する座標系に現れるみかけの力（慣性力）で，回転の中心から遠ざかる向きに働く。向心力と大きさは同じで向きが反対になる。このため，円運動をしている物体は，同じ回転座標上の観測者には静止して見える。 ⇔向心力 ⇔求心力

えん-じん ンヂン [0] 【円陣】 （１）多くの人が円く並ぶこと。「―を組む」 （２）円形の陣立て。