おう-げん ワウ― [0] 【横言】 道理にはずれた勝手気ままな言葉。

おう-げん ワウ― [0] 【横痃】 ⇒横根(ヨコネ)

おうけん-けいやく ワウケン― [5] 【黄犬契約】 〔yellow-dog contract〕 ⇒こうけんけいやく（黄犬契約）

おう-けんし ワウ― 【王献之】 (344-388) 中国，東晋の書家。字(アザナ)は子敬。王羲之(オウギシ)の第七子。父とともに二王と称され書の模範とされた。

おう-こ ワウ― [1] 【往古】 〔古くは「おうご」とも〕 遠い過去。大昔。往昔。「―からのしきたり」

おう-こ ワウ― [1] 【枉顧】 〔貴人がわざわざ乗り物の方向を変えて自分の方を顧みる意から〕 他人の来訪を敬っていう語。枉駕(オウガ)。

おうご アフゴ 【朸】 〔「おうこ」とも〕 荷物にさし通して肩にかつぐ棒。天秤(テンビン)棒。歌では「会ふ期(ゴ)」にかけて用いることが多い。「片恋や苦しかるらむ山がつの―なしとは見えぬものから/蜻蛉（上）」

おう-ご [1] 【応護・擁護】 仏や菩薩が助け守ること。加護。

おう-ご アフ― [1] 【押後・押伍】 軍隊のあとおさえ。後備え。

おう-ご アウ― [1] 【鶯語】 鶯(ウグイス)の鳴く声。

おうご 【応其】 ⇒木食(モクジキ)

おうご-じ 【応其寺】 ⇒おうごうじ（応其寺）

おう-こう ワウ― [0] 【王公】 王族と公族。また，身分の高い人。

おうこう-け-きはん ワウ― 【王公家軌範】 王公族の身分・財産・親族・相続等について定めた規定。1926年（大正15）皇室令として公布，日本国憲法施行とともに廃止。