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おし 【押し・圧し】🔗🔉

おし 【押し・圧し】 ■一■ [0] (名) (1)押すこと。押す力。「相撲は―が基本だ」 (2)上から重みをかけること。また,そのために置くもの。「漬物に―をする」 (3)人を威圧する力。「―のきく人」 (4)強引に自分の意志を通すこと。「―が強い」 (5)観測点における,地震波の P 波初動の方向が,震源に向かう方向と逆の方向に向くこと。 (6)(「押機」と書く)バネ仕掛けのねずみ捕りのように,踏めば打たれて圧死する仕掛け。「其の殿の内に―を作りて待ちし時/古事記(中訓)」 ■二■ (接頭) 動詞に付く。《押》 (1)むりに…する,しいて…する,という意を表す。「―つける」「―切る」「―進める」 (2)意味を強める。「―黙る」「―つまる」

――がき・く🔗🔉

――がき・く 人をおさえて自分の思うように従わせる力がある。

――が強・い🔗🔉

――が強・い (1)自分の主張をあくまで通そうとする態度が強固である。 (2)ずうずうしい。あつかましい。

――の一手(イツテ)🔗🔉

――の一手(イツテ) 目的をとげるために,相手に対して自分の意志を貫き通すこと。攻めの一本槍(イツポンヤリ)。

おし [0] 【唖】🔗🔉

おし [0] 【唖】 話しことばを発することができない状態。また,その人。 →あ(唖)

おし ヲシ [1] 【鴛鴦】🔗🔉

おし ヲシ [1] 【鴛鴦】 (1)オシドリ。鴛鴦(エンオウ)。[季]冬。 (2)家紋の一。{(1)}にかたどったもの。

――の衾(フスマ)🔗🔉

――の衾(フスマ) 「えんおう(鴛鴦)のふすま」に同じ。

お-し [1] 【御師】🔗🔉

お-し [1] 【御師】 祈祷(キトウ)の事に従う,身分の低い神職・社僧。熊野三山・伊勢神宮・阿夫利神社などでは,宿坊の経営や参詣人の案内を兼ね,信仰の普及にも寄与した。伊勢では「おんし」という。

お・し ヲシ 【惜し・愛し】 (形シク)🔗🔉

お・し ヲシ 【惜し・愛し】 (形シク) ⇒おしい

おし (感)🔗🔉

おし (感) (1)昔,宮中で,天皇や貴人の出入り,供御(クゴ)を奉るときなどに,先払いの者が発する警告の言葉。警蹕(ケイヒツ)の声。「警蹕など―といふこゑきこゆるも/枕草子 23」 (2)天皇から杯を受けるときに儀礼的に発する声。「御さかづき捧げて『―』とのたまへる声づかひ/源氏(宿木)」

大辞林 ページ 140229