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おと [2] 【音】🔗🔉

おと [2] 【音】 (1)空気・水などの振動によって聴覚に引き起こされた感覚の内容。また,その原因となる空気などの振動。音波。人間は振動数20〜20000ヘルツくらいの音波を音として感じる。音の性質は強さ・高低・音色の三要素で表すことができる。「ラジオの―がうるさい」「―を立てるな」「風の―」 (2)(「音に聞く」「音に聞こえた」などの形で)うわさ。評判。「―に聞こえた乱暴者」 (3)たより。おとずれ。「男,久しく―もせで/伊勢 118」 (4)返事。応答。「小侍従やさぶらふ,とのたまへど,―もせず/源氏(乙女)」

――に聞・く🔗🔉

――に聞・く (1)世間によく知られている。音に聞こえた。 (2)うわさに聞く。「―・くと見る時とは,何事もかはるものなり/徒然 73」

おと ヲト 【遠・彼方】🔗🔉

おと ヲト 【遠・彼方】 〔「おち(遠)」の転〕 時間的また空間的に遠いこと。遠方。おち。「大宮の―つ鰭手(ハタデ)/古事記(下)」「―つ日も昨日も今日も/万葉 3924」 〔現代語では「 おとつい」「おととし」などの語形に残存する〕

お-と 【於菟】🔗🔉

お-と 【於菟】 (1)虎の異名。 (2)猫の異名。[運歩色葉集]

オドアケル Odoacer🔗🔉

オドアケル Odoacer (434頃-493) ゲルマン出身の傭兵(ヨウヘイ)隊長。476年西ローマ皇帝を廃し王となり,東ローマ皇帝から帝国西半部の総督に補されたが,東ゴート王テオドリックに攻撃されて降伏。のち暗殺された。

おと-あわせ ―アハセ [3] 【音合(わ)せ】 (名)スル🔗🔉

おと-あわせ ―アハセ [3] 【音合(わ)せ】 (名)スル (1)合奏・重奏・合唱などで,各自の楽器や声の調子を合わせること。 (2)放送・演劇などで,音楽などを前もって本番通りにテストすること。 (3)地震・雷のとき,キジの鳴くこと。[俚言集覧]

大辞林 ページ 140323