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おに-ばば [2][1] 【鬼婆】🔗🔉

おに-ばば [2][1] 【鬼婆】 〔「おにばばあ」とも〕 (1)老女の姿をした鬼。 (2)残忍で情け知らずの老女。

おに-び [2][0] 【鬼火】🔗🔉

おに-び [2][0] 【鬼火】 (1)夜間,墓地や沼地などで,青白く燃え上がる不気味な火。人骨などのリンが自然発火したもの。人魂(ヒトダマ)。火の玉。あおび。 (2)「おにびたき」に同じ。 (3)葬式の出棺時に門口でたく火。

おにび-たき [3] 【鬼火焚き】🔗🔉

おにび-たき [3] 【鬼火焚き】 九州地方で,正月七日に行う火祭り。おねび焼き。おねび。おにび。左義長。

おに-ひとくち 【鬼一口】🔗🔉

おに-ひとくち 【鬼一口】 〔「伊勢物語」六段の「鬼はや(女ヲ)一口に食ひてけり」から出た語〕 (1)(鬼に一口で食われるような)危険なこと。「―を遁れし心/浄瑠璃・傾城酒呑童子」 (2)(鬼が人を一口に飲み込むような)容易なこと。「―に噛んでやる/浄瑠璃・狩」

おに-ひとで [3] 【鬼海星】🔗🔉

おに-ひとで [3] 【鬼海星】 ヒトデの一種。からだの径は20センチメートルに達し,青灰色または黄色で十数本の腕をもつ。全体に多数のとげがあり,刺されると激しく痛む。サンゴ礁を食害する。太平洋・インド洋に分布。

おに-ふすべ [3] 【鬼燻】🔗🔉

おに-ふすべ [3] 【鬼燻】 担子菌類腹菌目のきのこ。秋,竹林や原野に生じ,塊形で直径10〜50センチメートルに達する。若いときは白色で軟らかく,はんぺん状で食用になる。熟すと黄褐色のもろいスポンジ状になり,煙のように胞子を飛ばす。ヤブダマ。

おに-ぼし 【鬼星】🔗🔉

おに-ぼし 【鬼星】 二十八宿の一。鬼宿(キシユク)のこと。かに座の中心の四星。

おに-まい ―マヒ [2][0] 【鬼舞】🔗🔉

おに-まい ―マヒ [2][0] 【鬼舞】 鬼に扮(フン)して舞う舞の総称。神楽・田楽・獅子舞(シシマイ)・風流(フリユウ)踊りなどにこの称のものがある。

大辞林 ページ 140372