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おはぐろ-どぶ [4] 【御歯黒溝】🔗⭐🔉
おはぐろ-どぶ [4] 【御歯黒溝】
〔遊女が御歯黒を捨てたことからとも,汚水が黒いための連想からとも〕
遊女の逃亡を防ぐため,江戸新吉原遊郭の周囲にめぐらした溝。おはぐろぼり。
おはぐろ-とんぼ [5] 【御歯黒蜻蛉】🔗⭐🔉
おはぐろ-とんぼ [5] 【御歯黒蜻蛉】
ハグロトンボに同じ。カネツケトンボ。[季]夏。
おはぐろ-はじめ 【御歯黒始め】🔗⭐🔉
おはぐろ-はじめ 【御歯黒始め】
女子が初めて御歯黒をつける儀式。男子の元服式にあたる。平安時代には,八,九歳の頃に行う習慣であったが,江戸時代には一三歳で行うようになり,さらに一三歳では儀式だけで,歯を染めるのは結婚後とするのが一般的になった。一三歳の式。清墨(キヨズミ)の式。初鉄漿(ハツカネ)。歯黒初め。
おはぐろ-ばな [4] 【御歯黒花】🔗⭐🔉
おはぐろ-ばな [4] 【御歯黒花】
ウマノスズクサの異名。
お-はけ🔗⭐🔉
お-はけ
氏神の祭礼を迎えるにあたり,神主や頭屋(トウヤ)の家の前に立てる神霊の依り代(シロ)の一種。青竹の先に御幣や神符を付けたものが一般的。
お-ばけ [2] 【御化け】🔗⭐🔉
お-ばけ [2] 【御化け】
(1)何物かが霊能によって姿を変えたもの。特に,異様・奇怪な形をしたものをいう。ばけもの。「から傘の―」「―が出た」
(2)死人が再びこの世に現れたときの,想像上の姿。幽霊。
(3)形や大きさが異様なもの。「―カボチャ」「―きのこ」
おばけ-がい ―ガヒ [3] 【御化け貝】🔗⭐🔉
おばけ-がい ―ガヒ [3] 【御化け貝】
ヤドカリの異名。
おばけ-ごよみ [4] 【御化け暦】🔗⭐🔉
おばけ-ごよみ [4] 【御化け暦】
明治・大正時代,伊勢神宮司庁が発行した官製暦以外に,民間で禁を破って発行した私家製の暦の俗称。
おば-け ヲバ― [0] 【尾羽毛】🔗⭐🔉
おば-け ヲバ― [0] 【尾羽毛】
クジラの脂皮を縦に薄切りにしたもの。やや黄色みのある白色。食用。おばき。おばいけ。おばいき。
お-はこ [0] 【十八番】🔗⭐🔉
お-はこ [0] 【十八番】
〔箱に入れて大切にしておく意からとも,市川家の家の芸歌舞伎十八番の台本を箱入りで保存したことからともいう〕
(1)最も得意な芸。得意とする技。じゅうはちばん。「そろそろ彼の―が出そうだ」
(2)(転じて)その人のよくする動作・行為や口にする言葉。くせ。「また君の―の引っ越しかい」
大辞林 ページ 140389。