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お-ぼっ-ちゃん [2] 【御坊ちゃん】🔗🔉

お-ぼっ-ちゃん [2] 【御坊ちゃん】 (1)他人の息子や主家の息子を敬っていう語。 (2)世事に通じない男,世間知らずの男をいう。「―育ち」

おぽっぽ [0] (名・形動)🔗🔉

おぽっぽ [0] (名・形動) 〔「ぽっぽ」は懐(フトコロ)の意か〕 態度がうわついている・こと(さま)。遊び回るさま。うぽっぽ。「如此(コン)な親不孝な者(モン)でもさう何時までも―で遊ばせても置ないと/浮雲(四迷)」「―で遊びあるいて/滑稽本・浮世風呂 2」

おぼと・る🔗🔉

おぼと・る 〔古くは「おほとる」とも〕 ■一■ (動ラ四) (本来そろっているものが)乱れる。「莢(ゾウキヨウ)に延(ハ)ひ―・れる屎葛(クソカズラ)/万葉 3855」 ■二■ (動ラ下二) (1){■一■}に同じ。「(ススキガ)かしらのいと白く―・れたるも知らず/枕草子 67」 (2)しまりがない。だらしがない。「大路近き所に―・れたる声して/源氏(東屋)」

おぼない-ぶし 【生保内節】🔗🔉

おぼない-ぶし 【生保内節】 秋田県田沢湖町生保内の民謡で,酒盛り唄。源流は不明だが,豊作祈願の唄か。

おほほ [3] (感)🔗🔉

おほほ [3] (感) 口をすぼめて笑う声を表す語。ほほ。

おほほ・し (形シク)🔗🔉

おほほ・し (形シク) 〔「おぼほし」「おぼぼし」とも〕 (1)ものの形がぼんやりしてはっきり見えない。「漁(イザ)りたく火の―・しく/万葉 3899」 (2)気持ちがふさいで晴れない。「国遠き道の長手を―・しく今日や過ぎなむ言問ひもなく/万葉 884」 (3)愚かである。軽率である。「はしきやし翁の歌に―・しき九(ココノ)の児らや感(カマ)けて居らむ/万葉 3794」

おぼほ・す 【思ほす】 (動サ四)🔗🔉

おぼほ・す 【思ほす】 (動サ四) 〔「おもほす」の転〕 「思う」の尊敬語。お思いになる。おもほす。おぼす。「飽かずあはれなるものに―・して/源氏(桐壺)」

おぼほ・す 【溺ほす】 (動サ四)🔗🔉

おぼほ・す 【溺ほす】 (動サ四) 溺れさせる。「何為(イカニ)ぞ波瀾(ナミ)を起てて―・すや/日本書紀(神武訓)」

おぼほ・ゆ 【思ほゆ】 (動ヤ下二)🔗🔉

おぼほ・ゆ 【思ほゆ】 (動ヤ下二) 〔「おもほゆ」の転〕 「おもほゆ」に同じ。「恋しきに難波の事も―・えず誰すみよしの松と言ひけん/古本説話 5」

大辞林 ページ 140424