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おもい-ま・す オモヒ― 【思ひ増す】 (動サ四)🔗🔉

おもい-ま・す オモヒ― 【思ひ増す】 (動サ四) (1)恋しい思いがますますつのる。「心清くて過ぐい給ひけるなどをありがたうあはれと―・し聞え給ふ/源氏(真木柱)」 (2)一層大切に思う。「まてといふに散らでしとまる物ならばなにをさくらに―・さまし/古今(春下)」

おもい-まど・う オモヒマドフ [5][2] 【思い惑う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

おもい-まど・う オモヒマドフ [5][2] 【思い惑う】 (動ワ五[ハ四]) 〔上代は「おもいまとふ」と清音〕 あれこれと考えて,どうしてよいかわからなくなる。途方にくれる。思い迷う。「将来の身の振り方を―・う」

おもい-まよ・う オモヒマヨフ [5] 【思い迷う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

おもい-まよ・う オモヒマヨフ [5] 【思い迷う】 (動ワ五[ハ四]) あれこれと考え迷う。思い惑う。「進退に―・う」

おもい-まわ・す オモヒマハス [5][0] 【思い回す】 (動サ五[四])🔗🔉

おもい-まわ・す オモヒマハス [5][0] 【思い回す】 (動サ五[四]) (1)昔のことを思い出す。回想する。「―・せば七年前/あやしやな(露伴)」 (2)あれこれと考える。思いめぐらす。「いかで物まゐらむ,いかに御心地あしからむと―・して/落窪 1」

おもい-みだ・れる オモヒ― [6][2] 【思い乱れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 おもひみだ・る🔗🔉

おもい-みだ・れる オモヒ― [6][2] 【思い乱れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 おもひみだ・る (1)あれこれと思い悩む。「―・れて一夜を過ごす」 (2)恋しさのあまり心が落ち着かない。「たわや女の―・れて縫へる衣ぞ/万葉 3753」

おもい・みる オモヒ― [4] 【思い見る・惟る】 (動マ上一)[文]マ上一🔗🔉

おもい・みる オモヒ― [4] 【思い見る・惟る】 (動マ上一)[文]マ上一 いろいろと思いめぐらす。おもんみる。「彼は明日の…憐れな自分の姿を―・みた/道草(漱石)」

おもい-むすぼお・る オモヒムスボホル 【思ひ結ぼほる】 (動ラ下二)🔗🔉

おもい-むすぼお・る オモヒムスボホル 【思ひ結ぼほる】 (動ラ下二) 物思いで心が晴れない。あれこれ思って憂鬱である。「いたく世を―・れたる気色にながめ給へば/寝覚 1」

おもい-むすぼ・る オモヒ― 【思ひ結ぼる】 (動ラ下二)🔗🔉

おもい-むすぼ・る オモヒ― 【思ひ結ぼる】 (動ラ下二) 「おもいむすぼおる」に同じ。「―・れ嘆きつつ/万葉 4116」

大辞林 ページ 140462