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オレンジ-じゆうこく ―ジイウコク 【―自由国】🔗🔉

オレンジ-じゆうこく ―ジイウコク 【―自由国】 1854年ボーア人が南アフリカのオレンジ(Orange)川上流の北に建てた国。首都ブルームフォンテーン。ダイヤモンド鉱が発見されると,イギリスが侵略したため南アフリカ戦争が起こり,1902年敗れてトランスバール共和国とともにイギリスに併合されたが,10年,南アフリカ連邦成立の際に,その一州になる。

お-ろ ヲ― 【尾ろ】🔗🔉

お-ろ ヲ― 【尾ろ】 〔「ろ」は接尾語〕 尾(オ)。 →尾ろの鏡

お-ろ ヲ― [1] 【悪露】🔗🔉

お-ろ ヲ― [1] 【悪露】 分娩後,五,六週間にわたって子宮および膣から出る分泌物。リンパ液・血液・粘液・細胞組織片などからなる。おりもの。

おろ 【疎】 (接頭)🔗🔉

おろ 【疎】 (接頭) 〔「おろそか」「おろか」などの「おろ」と同源〕 動詞・形容詞などに付いて,十分でないさまを表す。不完全,わずか,などの意。「―覚え」「―癒ゆ」「―よし」

おろ-い・ゆ 【疎癒ゆ】 (動ヤ下二)🔗🔉

おろ-い・ゆ 【疎癒ゆ】 (動ヤ下二) 病気や傷がいくらか快方に向かう。「三日ばかりを隔てて,杖目―・ゆるほどに/今昔 29」

おろ-おぼえ 【疎覚え】🔗🔉

おろ-おぼえ 【疎覚え】 ぼんやりした記憶。うろおぼえ。「国をお出なされたは三つの時で―/浄瑠璃・丹波与作(上)」

おろ-おろ [1] (副)スル🔗🔉

おろ-おろ [1] (副)スル (1)どうしてよいかわからず取り乱すさま。「ただ―(と)するばかり」 (2)泣いて目や声のうるんでいるさま。「―と泣く」 (3)不十分なさま。「先の翁よりは天骨もなく―かなでたりければ/宇治拾遺 1」 (4)部分的に。まばらに。「髪もはげて白きとても―ある頭に/宇治拾遺 11」

おろおろ-ごえ ―ゴ [5] 【おろおろ声】🔗🔉

おろおろ-ごえ ―ゴ [5] 【おろおろ声】 取り乱して出す泣きそうな声。

おろおろ-なみだ 【おろおろ涙】🔗🔉

おろおろ-なみだ 【おろおろ涙】 おろおろと泣いて流す涙。うろうろなみだ。「―の腹立声/浄瑠璃・生玉心中(上)」

おろ-か [1] 【疎か】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

おろ-か [1] 【疎か】 (形動)[文]ナリ 〔程度が不十分な意〕 (1)(「…はおろか」「…もおろか」の形で)…は言うまでもない。…はもとより,そのうえ。「人は―犬の子一匹通らない」「言うも―(=言ウマデモナイ)」 (2)十分心を尽くしていないさま。通り一遍。おろそか。「みかどの御使をば,いかで―にせむ/竹取」 (3)その表現が不十分であるさま。…どころではない。「いと心ぼそしといへば―なり/源氏(明石)」

大辞林 ページ 140545