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おん [0] 【音】🔗⭐🔉
おん [1] 【恩】🔗⭐🔉
おん [1] 【恩】
(1)他の人から与えられためぐみ。いつくしみ。「御―は一生忘れません」「親の―」
(2)封建時代,家臣の奉公に対して主人が領地などを与えて報いること。
(3)給与。手当。「―をもせで,はなれんことこそ無念なれ/曾我 9」
→御恩(ゴオン)
――に掛・ける🔗⭐🔉
――に掛・ける
「恩に着せる」に同じ。
――に着・せる🔗⭐🔉
――に着・せる
ちょっとしたことを,ことさら相手のためにしたように言う。恩に掛ける。
――に
着る🔗⭐🔉
――に
着る
恩を受けたことを有り難く思う。
着る
恩を受けたことを有り難く思う。
――の腹は切らねど情けの腹は切る🔗⭐🔉
――の腹は切らねど情けの腹は切る
恩に報いるために身を捨てる者は少ないが,義理人情のために身を捨てる者は多い。恩の死にはせねども義理の死にはする。
――を仇(アダ)で返・す🔗⭐🔉
――を仇(アダ)で返・す
身に受けた恩に感謝するどころか,かえって害を加える。
⇔仇を恩で報いる
――を売・る🔗⭐🔉
――を売・る
のちのち自分の立場を有利にしたり利益を得たりする目的で人を助ける。
おん 【
】 (感)🔗⭐🔉
おん 【
】 (感)
〔梵 o
〕
インドで古来より聖音とされ,祈りや経典の最初に唱えられる言葉。密教に取り入れられ,真言や陀羅尼(ダラニ)の頭首に置かれる。
】 (感)
〔梵 o
〕
インドで古来より聖音とされ,祈りや経典の最初に唱えられる言葉。密教に取り入れられ,真言や陀羅尼(ダラニ)の頭首に置かれる。
おん 【御】 (接頭)🔗⭐🔉
おん 【御】 (接頭)
〔「おおん」の転〕
(1)名詞に(古くは,まれに用言にも)付いて,尊敬の意を添える。「お」よりあらたまった感じがある。「―身」「―礼」「―みずから」「日比も―恋しく思ひ奉りつれど/発心 3」
(2)中古には,下にくる名詞を略して単独で名詞のように用いることがある。「ふみなど講ずるにも,源氏の君の御(=「御詩」ノ略)をば,講師もえ読みやらず/源氏(花宴)」
〔(2)は「御」と漢字で表記され,「おん」と読まれることもあるが,中古のこのような例は「おおん」と読むべきであるといわれる〕
大辞林 ページ 140556。
on
(名)スル