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おんい-てんかん オンテンクワン [4] 【音位転換】🔗🔉

おんい-てんかん オンテンクワン [4] 【音位転換】 〔metathesis〕 語の内部で子音が入れかわる現象。「あらたし」が「あたらし」となる類。音位転倒。音顛倒。

おん-いり 【御入り】🔗🔉

おん-いり 【御入り】 御来訪。お越し。御入来。「―を知りたてまつらば,最前より申すべかりつる物を/曾我 6」

おん-いり-あ・る 【御入りある】 (連語)🔗🔉

おん-いり-あ・る 【御入りある】 (連語) 〔「おん…ある」の間に「入る」の連用形を入れたもの〕 補助動詞的に用いる。「ある」「いる」の尊敬語。…(で)いらっしゃる。…(で)ございます。おいりある。「さて御痛(イタ)はり(=病気)は何と―・るぞ/謡曲・熊野」

おん-いり-そうろ・う ―サウラフ 【御入り候】 (連語)🔗🔉

おん-いり-そうろ・う ―サウラフ 【御入り候】 (連語) (1)「来る」「行く」「ある」「いる」の尊敬語。おいでになる。いらっしゃる。「こなたへ―・へ/謡曲・松風」 (2)「ある」の意の丁寧語。ございます。あります。「さるかた卒度(ソツト)御目に懸りて申上度義の―・ふ/浮世草子・一代男 4」 (3)形容詞の連用形,名詞に「にて」の添えられたものに付いて,補助動詞的に用いられ,丁寧の意を表す。…(で)ございます。…であります。御座候。「今更馴々しく―・へ共,たへかねて申まいらせ候/浮世草子・一代男 1」

おん-いん ―ン [0] 【音韻】🔗🔉

おん-いんン [0] 【音韻】 (1)言語の音声。 (2)現実の音声に対して,言語学的分析に基づく抽象的な音。 (3)音素。 (4)漢字音の声母(頭子音)と韻母。 (5)音色。響き。

おんいん-がく ―ン― [3] 【音韻学】🔗🔉

おんいん-がくン― [3] 【音韻学】 (1)中国の文献資料を基に漢字音を分析する学問。 (2)「音韻論」に同じ。

おんいん-こうたい ―ンカウ― [5] 【音韻交替】🔗🔉

おんいん-こうたいンカウ― [5] 【音韻交替】 語中のある音素が,ほかの音素と交替すること。例えば,「酒」sak と「たる」aru が合して「酒だる」sak-aru となる類。 →母音交替

大辞林 ページ 140558