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かくれ-ご 【隠れ子】🔗🔉

かくれ-ご 【隠れ子】 「隠れん坊」に同じ。[日葡]

かくれ-ごと [0][3] 【隠れ事】🔗🔉

かくれ-ごと [0][3] 【隠れ事】 人にかくれて行う物事。かくしごと。

かくれ-ざと [3] 【隠れ里】🔗🔉

かくれ-ざと [3] 【隠れ里】 (1)落人などが世を避けてかくれ住んだと伝える村里。平家谷など。 (2)地底や山奥にあるといわれる仙界。椀貸し伝説を伴うものが多い。 (3)江戸時代,公認されていない遊里。私娼地。岡場所。

かくれ-づま 【隠れ夫】🔗🔉

かくれ-づま 【隠れ夫】 人にかくしてもつ夫。みそかお。密夫。「―薄き契りにうらみわびつつ/夫木 33」

かくれ-づま 【隠れ妻】🔗🔉

かくれ-づま 【隠れ妻】 人にかくしてもつ妻。かくしづま。しのびづま。「色に出でて恋ひば人見て知りぬべみ心の内の―はも/古今六帖 5」

かくれ-どころ 【隠れ所】🔗🔉

かくれ-どころ 【隠れ所】 人目を避けてかくれている所。かくれが。「うち群れてだにあらば,すこし―もやあらむ/枕草子 278」

かくれ-ぬ 【隠れ沼】🔗🔉

かくれ-ぬ 【隠れ沼】 〔「こもりぬ(隠沼)」を誤読したものか〕 草などに覆われてかくれている沼。こもりぬ。隠れの沼。「―に生ひそめにけりあやめ草/蜻蛉(下)」

かくれ-ぬ-の 【隠れ沼の】 (枕詞)🔗🔉

かくれ-ぬ-の 【隠れ沼の】 (枕詞) 「下」「底」などにかかる。「―下に通ひて恋ひは死ぬとも/古今(恋三)」

かくれ-ねんぶつ [4] 【隠れ念仏】🔗🔉

かくれ-ねんぶつ [4] 【隠れ念仏】 〔仏〕 江戸時代,真宗が禁教とされた地域で行われた念仏信仰。薩摩藩のカヤカベ教のように,真宗から逸脱したものもある。また,「隠し念仏」と混同して用いられることもある。

かくれ-の-みや 【幽宮】🔗🔉

かくれ-の-みや 【幽宮】 神霊が人前に示現することなく永久に鎮まる宮。「―を淡路の洲(クニ)に構(ツク)り/日本書紀(神代上訓)」

かくれ-みの [4][3] 【隠れ蓑】🔗🔉

かくれ-みの [4][3] 【隠れ蓑】 (1)身につけると姿が消えるという想像上の蓑。鬼や天狗の持ち物とされる。 (2)人の目をあざむくために使う,表向きの名目など。「村起こしを―に乱開発する」 (3)ウコギ科の常緑小高木。高さ6メートルほど。暖地に生える。葉は光沢があり,普通,広倒卵形,若木では深く五裂。夏,枝端に淡黄緑色の小花を一〇個内外散形につけ,秋に楕円形で黒熟する液果を結ぶ。庭木として栽植。 隠れ蓑(3) [図]

大辞林 ページ 140975