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かしずき カシヅキ 【傅き】🔗🔉

かしずき カシヅキ 【傅き】 (1)大切に世話をすること。「あけくれの御―も心にかなふやうもや/源氏(松風)」 (2)世話をする人。介添え役。「宮の五節いださせ給ふに―十二人/枕草子 90」

かしずき-びと カシヅキ― 【傅き人】🔗🔉

かしずき-びと カシヅキ― 【傅き人】 付き添って世話をする人。養育する人。かしずき。「こなたかなたの御―ども/源氏(真木柱)」

かじ-ずきん クワジヅキン [3][4] 【火事頭巾】🔗🔉

かじ-ずきん クワジヅキン [3][4] 【火事頭巾】 火事装束の頭巾。武家は兜(カブト)頭巾を用い,庶民は革・羅紗(ラシヤ)・刺し子などで製する。

かしず・く カシヅク [3] 【傅く】 (動カ五[四])🔗🔉

かしず・く カシヅク [3] 【傅く】 (動カ五[四]) (1)人に仕えて守り,世話をする。「姑に―・く」 (2)子供を大切に育てる。「母后,世になく―・ききこえ給ふを/源氏(桐壺)」 (3)後見する。「伊予の介―・くや/源氏(帚木)」 〔中古以降の語か〕

かし-せき [0] 【貸(し)席】🔗🔉

かし-せき [0] 【貸(し)席】 料金を取って貸す座敷。また,それを業としている家。

がし-せん [0] 【餓死線】🔗🔉

がし-せん [0] 【餓死線】 餓死しようとする間際のところ。「―をさまよう」

かしぞのずいひつ 【橿園随筆】🔗🔉

かしぞのずいひつ 【橿園随筆】 随筆。二巻。中島広足著。1851年刊。和歌に関する考証を記す。

かしぞのぶんしゅう ―ブンシフ 【橿園文集】🔗🔉

かしぞのぶんしゅう ―ブンシフ 【橿園文集】 和文集。二巻。中島広足著。1839年刊。長崎在住期の和文集で,平明自在の趣を示す。

かじた カヂタ 【梶田】🔗🔉

かじた カヂタ 【梶田】 姓氏の一。

かじた-はんこ カヂタ― 【梶田半古】🔗🔉

かじた-はんこ カヂタ― 【梶田半古】 (1870-1917) 日本画家。本名,錠次郎。別号,玉州。東京生まれ。着実な描写力で浪漫的な風俗画をよくし,紅葉らの小説の挿絵でも著名。門下に,小林古径・前田青邨らが輩出。

かし-だおれ ―ダフレ [0] 【貸(し)倒れ】🔗🔉

かし-だおれ ―ダフレ [0] 【貸(し)倒れ】 貸付金や売掛金が回収できなくなり,損失となること。

大辞林 ページ 141078