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かつらぎ-の-かみ 【葛城の神】🔗🔉

かつらぎ-の-かみ 【葛城の神】 今の奈良県にある葛城坐一言主(カズラギニマスヒトコトヌシ)神社の祭神である一言主と同一視される神。昔,役小角(エンノオヅノ)が諸鬼神に命じて,葛城山から吉野の金峯山(キンプセン)への久米路に石橋を渡させようとしたが,この神は容貌の醜いことを恥じて,夜間だけ出て働いたので,工事は完成しなかったという。この故事から,歌や物語などに,恋や物事の成就しない場合や醜い顔を恥じたりする場合に引用されることが多い。

かつらぎ 【葛城】🔗🔉

かつらぎ 【葛城】 姓氏の一。

かつ-らく クワツ― [0] 【滑落】 (名)スル🔗🔉

かつ-らく クワツ― [0] 【滑落】 (名)スル 山の岩場や雪上をすべりおちること。「―事故」「岩が―する」

かつらだ 【桂田】🔗🔉

かつらだ 【桂田】 姓氏の一。

かつらだ-ふじろう ―フジラウ 【桂田富士郎】🔗🔉

かつらだ-ふじろう ―フジラウ 【桂田富士郎】 (1867-1946) 病理学者。石川県生まれ。東大卒。日本住血吸虫を発見。

かつら-の-みや 【桂宮】🔗🔉

かつら-の-みや 【桂宮】 (1)旧宮家。四親王家の一。正親町(オオギマチ)天皇の第一皇子誠仁(ノブヒト)親王の第六王子智仁(トシヒト)親王が,1589年八条宮家を興したのに始まる。以後,常磐井宮・京極宮とも称されたが1810年桂宮と改称。第一一代淑子(スミコ)内親王が81年(明治14)死去して廃絶。 (2)宮家。1988年(昭和63),三笠宮崇仁(タカヒト)親王の第二皇子宜仁(ヨシヒト)親王が創立。

かつら-はま 【桂浜】🔗🔉

かつら-はま 【桂浜】 高知市南部の海岸。浦戸(ウラド)湾口西岸にあり,ケイ砂の浜が広がる景勝地。

かつらはら-しんのう ―シンワウ 【葛原親王】🔗🔉

かつらはら-しんのう ―シンワウ 【葛原親王】 〔「かずらはらしんのう」とも〕 (786-853) 桓武天皇の第三皇子。桓武平氏の祖。825年,平朝臣の姓を請うて許され,臣籍に下った。850年大宰帥(ダザイノソツ)。

大辞林 ページ 141300