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かみおか-こうざん カミヲカクワウザン 【神岡鉱山】🔗🔉

かみおか-こうざん カミヲカクワウザン 【神岡鉱山】 岐阜県北端,神通川上流の神岡町にある鉱山。亜鉛・鉛を産出。富山県の神通川下流に発生したイタイイタイ病はこの鉱山の廃液が原因とされた。

かみ-おき [0] 【髪置き】🔗🔉

かみ-おき [0] 【髪置き】 (1)幼児が髪を伸ばし始めるときの儀式。白髪をかぶせ頂に白粉(オシロイ)をつけ,櫛(クシ)で左右に梳(ス)く。中世末期からの風習で,普通は三歳の一一月一五日に行う。髪立て。櫛置き。[季]冬。《―やかゝへ相撲の肩の上/太祇》 (2)唐衣(カラギヌ)の襟を後ろ中央あたりで折り返して,垂れ髪を受けるようにした部分。

かみ-おくり [3] 【神送り】🔗🔉

かみ-おくり [3] 【神送り】 (1)陰暦九月三〇日または一〇月一日,出雲に旅立つ神を送り出すこと。また,その日の宮参り。 ⇔神迎え [季]冬。《荒るゝものと知ればたふとし―/鬼貫》 (2)疫病神を追い払うこと。また,その儀礼。

――の風(カゼ)🔗🔉

――の風(カゼ) 陰暦九月三〇日に吹く強い風を,出雲に向かう神を送る風と見立てた語。

かみ-おさえ ―オサヘ [3] 【紙押(さ)え】🔗🔉

かみ-おさえ ―オサヘ [3] 【紙押(さ)え】 文鎮(ブンチン)。

かみ-おしろい [3] 【紙白粉】🔗🔉

かみ-おしろい [3] 【紙白粉】 練り白粉を紙に塗って乾かした携帯用の化粧料。おしろいがみ。

かみ-おろし [3] 【神降ろし】 (名)スル🔗🔉

かみ-おろし [3] 【神降ろし】 (名)スル (1)祭りの初めに神霊を天から祭場に招き迎えること。 ⇔神上げ (2)巫女(ミコ)が神の託宣を受けるために,祈って神霊を我が身に乗り移らせること。降霊。 (3)起請文(キシヨウモン)で誓約のために神々の名を連ね記すこと。また,それを書いた箇所。

かみ-かえ・す ―カヘス [0][3] 【噛み反す】 (動サ五[四])🔗🔉

かみ-かえ・す ―カヘス [0][3] 【噛み反す】 (動サ五[四]) (牛などが)一度噛んでのみ下したものを再び口に戻して噛む。にれがむ。ねりがむ。反芻(ハンスウ)する。

かみ-かえり ―カヘリ [3] 【神帰り】🔗🔉

かみ-かえり ―カヘリ [3] 【神帰り】 陰暦一〇月に出雲大社に集まった諸国の神々が,一〇月の晦日(ミソカ)から一一月一日にかけてそれぞれの国へ帰ること。また,その日。[季]冬。

大辞林 ページ 141448