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かみ-がかり [3] 【神懸(か)り・神憑り】 (名)スル🔗🔉

かみ-がかり [3] 【神懸(か)り・神憑り】 (名)スル 〔古くは「かむがかり」〕 (1)神霊が人の体に乗り移ること。また,そのような状態やその人。 (2)尋常とは思えない言動を行うこと。また,いちずに信じこむこと。狂信的なこと。「―的なところのある人」

かみ-かき 【髪掻き】🔗🔉

かみ-かき 【髪掻き】 〔「かみがき」とも〕 「笄(コウガイ)」に同じ。「―を返す返すも見る時ぞ/公任集」

かみ-がき [2] 【神垣】🔗🔉

かみ-がき [2] 【神垣】 神域を他と区切る垣。また,神域。斎垣(イガキ)。玉垣。

かみがき-の 【神垣の】 (枕詞)🔗🔉

かみがき-の 【神垣の】 (枕詞) 「御室(ミムロ)」にかかる。「―三室の山は/清輔集」

かみ-かくし [3] 【神隠し】🔗🔉

かみ-かくし [3] 【神隠し】 (1)子供などが不意に行方不明になり,探しても容易に見つからなかったり,茫然自失の状態で発見されたとき,それを天狗・迷わし神・隠し神など超自然的なものに隠されたと考えたもの。「―にあう」 (2)服喪(フクモ)中,白紙を張って神棚を隠すこと。

かみ-かぐら [3] 【神神楽】🔗🔉

かみ-かぐら [3] 【神神楽】 (1)「かぐら(神楽)」に同じ。「空澄み渡る―/謡曲・老松」 (2)民間怪異譚の一。人のいない家の中で,神楽を奏する音がするというもの。

かみ-がく・る 【神隠る】 (動ラ下二)🔗🔉

かみ-がく・る 【神隠る】 (動ラ下二) 天皇が崩御(ホウギヨ)する。おかくれになる。「天皇―・れ給ひては/読本・雨月(白峯)」

かみ-がくれ 【神隠れ】🔗🔉

かみ-がくれ 【神隠れ】 神の姿が見えなくなること。また,貴人の死にもいう。「岩橋の末絶えて―にぞなりにける/謡曲・葛城」

かみ-かざり [3] 【髪飾り】🔗🔉

かみ-かざり [3] 【髪飾り】 髪を飾る,櫛(クシ)・笄(コウガイ)・かんざしなどの装飾品。また,それらで髪を飾ること。

かみ-かしら 【髪頭】🔗🔉

かみ-かしら 【髪頭】 (1)頭髪。「毎日―も自ら梳(ス)きて/浮世草子・永代蔵 2」 (2)頭。頭部。頭のてっぺん。「―より爪先まで/浄瑠璃・丹波与作(下)」

大辞林 ページ 141449