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かみや-がみ [3] 【紙屋紙】🔗🔉

かみや-がみ [3] 【紙屋紙】 紙屋院で漉(ス)いた紙。のちにはもっぱら宮中の故紙を漉き返して宿紙(シユクシ)としたことから,宿紙の異名ともなった。かんやがみ。かやがみ。こうやがみ。

かみや 【神谷】🔗🔉

かみや 【神谷】 姓氏の一。

かみや-そうたん 【神谷宗湛・紙屋宗旦】🔗🔉

かみや-そうたん 【神谷宗湛・紙屋宗旦】 (1551-1635) 江戸初期の豪商・茶人。筑前博多の人。朝鮮・中国・ルソン・シャムと通商して巨利を得た。茶道を好み,千利休・津田宗及らと親交があり,秀吉・家康の寵を受けた。茶会記「宗湛日記」は美術資料としても貴重。

かみや-がわ ―ガハ 【紙屋川】🔗🔉

かみや-がわ ―ガハ 【紙屋川】 京都市街地西部を南流する天神(テンジン)川の上流部の通称。平安時代に紙屋院(カミヤイン)が置かれた。鷹ヶ峰(タカガミネ)北西の山地に源を発する。((歌枕))

かみ-やしき [3] 【上屋敷】🔗🔉

かみ-やしき [3] 【上屋敷】 江戸時代,地位の高い大名・武家が平常の住居とした屋敷。特に,諸国の大名が江戸市中に設けて,平常の住居とした屋敷。 →中(ナカ)屋敷 →下(シモ)屋敷

かみや-じへえ ―ヂヘ 【紙屋治兵衛】🔗🔉

かみや-じへえ ―ヂヘ 【紙屋治兵衛】 人形浄瑠璃「心中天網島」の主人公。紙治(カミジ)。

かみ-やすり [3] 【紙鑢】🔗🔉

かみ-やすり [3] 【紙鑢】 布や厚紙に,金剛砂やガラスの粉を付着させたもの。木材・金属などをみがくのに用いる。やすりがみ。サンド-ペーパー。砂紙。

かみ-やつこ 【神奴】🔗🔉

かみ-やつこ 【神奴】 神社にいて掃除などの雑役を務めた奴婢(ヌヒ)。かみのやつこ。かんやつこ。しんど。

かみ-やつで [3] 【紙八手】🔗🔉

かみ-やつで [3] 【紙八手】 ウコギ科の常緑低木。東アジアの亜熱帯に自生。茎は円く太く,中に太い髄(ズイ)がある。葉はヤツデに似,掌状で径約50センチメートル。夏,黄緑色の小花を多数円錐花序につける。茎の髄は白く,これから草紙(ツウソウシ)を作り,造花材料にも用いる。ツウダツボク(通脱木)。ツウソウ(通草)。

かみ-やどり 【神宿り】🔗🔉

かみ-やどり 【神宿り】 ⇒かんやどり(神宿)

大辞林 ページ 141471