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からす-とび [3] 【烏飛び】🔗🔉

からす-とび [3] 【烏飛び】 (1)屋根の棟の上に,天水桶(テンスイオケ)と火をたたく藁箒(ワラボウキ)を備えた昔の防火設備。 (2)三番叟(サンバソウ)が「揉みの段」で演ずる舞の型。掛け声を掛け跳びはねる。

からす-とんび [4] 【烏鳶】🔗🔉

からす-とんび [4] 【烏鳶】 イカの口の中にあって,物をかみ砕く器官。黒褐色で顎(アゴ)に相当する。

からす-なき [0] 【烏鳴き】🔗🔉

からす-なき [0] 【烏鳴き】 烏の鳴き声。その鳴き声によって吉凶を占えるという俗信があった。「―が悪い」

からす-ねこ [4] 【烏猫】🔗🔉

からす-ねこ [4] 【烏猫】 真っ黒な猫。労咳(ロウガイ)(肺結核)を病む者がこれを飼うと,病気が治るという俗信があった。

からす-の-あしあと [1][1]-[3] 【烏の足跡】🔗🔉

からす-の-あしあと [1][1]-[3] 【烏の足跡】 目じりにできる小じわ。

からす-の-いん 【烏の印】🔗🔉

からす-の-いん 【烏の印】 熊野牛王(クマノゴオウ)宝印のこと。「―を結んで掛けいま一祈り祈らう/狂言・梟」

からす-のえんどう ―ノンドウ [5] 【烏野豌豆】🔗🔉

からす-のえんどう ―ノンドウ [5] 【烏野豌豆】 マメ科の越年草。東ヨーロッパ原産。茎は高さ70センチメートル内外。葉は矢筈(ヤハズ)形の小葉三〜七対からなる羽状複葉で,先端は巻きひげになる。春,葉腋に紅紫色の花を一個ずつ開き,豆果を結ぶ。緑肥・牧草とする。スズメノエンドウより大振りなのでこの名がある。ヤハズエンドウ。ノエンドウ。 烏野豌豆 [図]

からす-の-きゅう ―キウ [1] 【烏の灸】🔗🔉

からす-の-きゅう ―キウ [1] 【烏の灸】 子供の口のわきにできるただれ。口角炎。

からす-の-ごま [1] 【烏の胡麻】🔗🔉

からす-の-ごま [1] 【烏の胡麻】 シナノキ科の一年草。山野に自生する。高さ約60センチメートル。全体が毛で被われ,葉は卵形。秋,葉腋に黄色の五弁花を下向きにつける。果(サクカ)は角状で,多数の種子を含む。

からす-の-ぬれば-いろ [1] 【烏の濡れ羽色】🔗🔉

からす-の-ぬれば-いろ [1] 【烏の濡れ羽色】 真っ黒で青みのあるつややかな髪の形容。烏羽色(カラスバイロ)。「髪は―」

からす-ば 【烏羽】🔗🔉

からす-ば 【烏羽】 烏の羽。黒い羽。「―に書く玉章(タマズサ)の心ちして/山家(秋)」

大辞林 ページ 141538