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き 【匹・疋】 (接尾)🔗🔉

【匹・疋】 (接尾) 〔「ひき(匹)」の転か。「ぎ」とも〕 (1)布帛(フハク)の長さの単位に用いる。「幾―ともえこそ見わかね秋山の紅葉の錦/後撰(秋下)」 (2)助数詞。馬を数えるのに用いる。「幾―の駒といかで知らまし/詞花(秋)」 →ひき(匹)

き 【貴】 (接尾)🔗🔉

【貴】 (接尾) 人を表す語に付いて,敬愛の意を表す。「兄―」「伯父―」

き 【騎】 (接尾)🔗🔉

【騎】 (接尾) 助数詞。馬に乗っている人を数えるのに用いる。「武者三―」「一―当千」

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「き」の濁音の仮名。軟口蓋破裂音(実際の調音点は前寄りになり硬口蓋に近い破裂音)の有声子音と前舌の狭母音とから成る音節。現代共通語では,この音は主として語頭に用いられ,語中・語尾では,その頭子音が軟口蓋鼻音となるのが一般である。これを鼻濁音の「ぎ」といい,必要に応じ,「き(キ)」に半濁点「。」を付けて示すことがある。 〔奈良時代までは上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕

ぎ [1] 【妓】🔗🔉

[1] 【妓】 遊女。芸妓。

ぎ [1] 【技】🔗🔉

[1] 【技】 わざ。腕前。

――神(シン)に入(イ)る🔗🔉

――神(シン)に入(イ)る 腕前が非常にすぐれ,神技のようだ。

ぎ [1] 【偽】🔗🔉

[1] 【偽】 〔論〕 命題のとる真理値の一。対象や事態と合致しない命題。二値論理では真・偽の二値のみをとるが,多値論理では三つ以上の値をとり得る。 ⇔真 ⇔真理

ぎ [1] 【義】🔗🔉

[1] 【義】 (1)儒教における五常(仁・義・礼・智・信)の一。人のおこないが道徳・倫理にかなっていること。「君臣の―」 (2)血縁のない形式的・倫理的な親子・兄弟などの関係。「兄弟の―を結ぶ」 (3)言葉の意味。「斤には,まさかりの―がある」 (4)〔仏〕 教え。教義。 (5)キリスト教で,神・人間がもつ属性としての正しさ。また,両者の関係としての正しさ。

大辞林 ページ 141922