きげん-かい ―カヒ [2] 【機嫌買い】 （１）〔「機嫌変え」の転か〕 その時の気分で，他人に対する好悪の感情が変わりやすいこと。また，その人。「少し御新造は―なれど/大つごもり（一葉）」 （２）相手の機嫌をとろうとすること。また，その人。

きげん-がお ―ガホ [0] 【機嫌顔】 機嫌のよい顔つき。

きげん-じょうご ―ジヤウ― [4] 【機嫌上戸】 酒に酔うと機嫌のよくなる酒飲み。

きげん-とり [2][0] 【機嫌取り】 人の気に入るようにすること。また，その人。

きげん-なおし ―ナホシ [4] 【機嫌直し】 不愉快な感情を取り去って愉快な心地にすること。また，そのためのもの。

ぎ-げん [0] 【偽言】 いつわりの言葉。うそ。虚言。

ぎ-げん [0] 【戯言】 ふざけて言う言葉。冗談。「―を弄する」

ぎげん 【義玄】 ⇒臨済(リンザイ)

ぎげん 【魏源】 (1794-1857) 中国，清末の学者。字(アザナ)は黙深。経世実用の学風を立て，西欧列強の進出に対し強兵を主張。編著「海国図志」「聖武記」「皇朝経世文編」など。

ぎ-けんし [2] 【擬絹糸】 ⇒シルケット

き-げんそ [2] 【希元素・稀元素】 地球上には非常にまれにしか存在しないと考えられていた元素。希ガス・希土類元素・チタン・白金族元素・ウランなど。希有元素。

きけんなかんけい ―クワンケイ 【危険な関係】 〔原題 (フランス) Les Liaisons dangereuses〕 ラクロの小説。1782年刊。上流社会を舞台とし，恋愛心理分析と当時の風俗とを描いた書簡体小説。フランス心理小説の代表的作品の一。

ぎけんばんぶつどう ―バンブツダウ 【義県万仏堂】 中国遼寧省義県の西郊にある北魏(ホクギ)時代の仏教石窟(セツクツ)群。東西の二群に分かれる。

き-こ [1][2] 【旗鼓】 （１）軍旗と鼓。 （２）軍隊。