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き-こう [2][1] 【貴公】 (代)🔗🔉

き-こう [2][1] 【貴公】 (代) 二人称。男性が同輩程度の男性に対して用いる語。きみ。 〔古くは,多く武士などが目上の者に対して用いた。今日では芝居・時代小説の武士の言葉などに使われる〕

きこ・う キコフ 【聞こふ】 (動ハ下二)🔗🔉

きこ・う キコフ 【聞こふ】 (動ハ下二) 〔「きこゆ」の転。中世後期以降の語〕 「きこえる」に同じ。「その身―・ふる大力大剛のつはものなり/御伽草子・秋道」

き-ごう ―ガウ [0] 【帰仰】🔗🔉

き-ごう ―ガウ [0] 【帰仰】 〔仏〕 仏法に帰依(キエ)し,あつく信仰すること。帰依渇仰(カツゴウ)すること。

き-ごう ―ガウ [0] 【記号】🔗🔉

き-ごう ―ガウ [0] 【記号】 (1)一定の事象や内容を代理・代行して指し示すはたらきをもつ知覚可能な対象。狭くは種々の符号・しるし・標識などを指すが,広くは言語や文字,さらには雨を知らせる黒雲や職業を示す制服なども含まれる。事象との結びつきが雨と黒雲のように事実的・因果的なものを自然的記号,職業と制服のように規約的なものを人為的記号と呼ぶ。また,事象との結びつきが一義的・直接的なものをサインまたはシグナル,多義的・間接的であるものをシンボルとする分類もある。交通信号や道路標識は前者の,言語や儀礼は後者の代表である。 (2)特定の学問分野で対象・概念・操作などを表示するために用いられる符号。「論理―」「化学―」 (3)〔言〕 ソシュール言語学において,能記(記号表現)と所記(記号内容)の両面をもった言語研究の単位。両者の結びつきは恣意的とされる。

きごう-がく ―ガウ― [2] 【記号学】🔗🔉

きごう-がく ―ガウ― [2] 【記号学】 〔(フランス) smiologie〕 他の事物を代理し表現する記号の機能に着目し,信号・図像・指標・象徴・観念と表象といった,多様な記号が織りなす構造を手がかりとして,文化全体の分析をめざす学問。パース・ソシュール・ヤコブソンなどが有名。記号論。

きごう-しょり ―ガウ― [4] 【記号処理】🔗🔉

きごう-しょり ―ガウ― [4] 【記号処理】 〔symbolic manipulation〕 コンピューターを用いて行う数式の論理的処理や文字列の処理などの総称。

きごう-ろん ―ガウ― [2] 【記号論】🔗🔉

きごう-ろん ―ガウ― [2] 【記号論】 (1) ⇒記号学 (2)〔semiotic(s)〕 モリス・カルナップらの分析哲学・論理実証主義哲学で,記号・対象・使用者の三者の関係を構文論・意味論・語用論の三部門に分けて研究する{(1)}の一分野。C = W =モリスの提唱による。

大辞林 ページ 142015