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きゃっかん-しゅぎ キヤククワン― [5] 【客観主義】🔗⭐🔉
きゃっかん-しゅぎ キヤククワン― [5] 【客観主義】
(1)主観に依存しない,普遍妥当的な真理・価値を認め,それを基礎にして認識や行為を考える立場。
(2)客観的な立場をとって,自己の主観的な働きを克服する態度,あるいは不問にする態度。
(3)刑法理論において,犯罪すなわち刑罰の対象は,行為とその実害という外部から認識しうるものであるとする立場。旧派または古典派刑法論の中心思想をなす。
⇔主観主義
きゃっかん-せい キヤククワン― [0] 【客観性】🔗⭐🔉
きゃっかん-せい キヤククワン― [0] 【客観性】
客観的であること。
⇔主観性
きゃっかん-てき キヤククワン― [0] 【客観的】 (形動)🔗⭐🔉
きゃっかん-てき キヤククワン― [0] 【客観的】 (形動)
個々の主観の恣意(シイ)を離れて,普遍妥当性をもっているさま。
⇔主観的
きゃっかん-てき-かんねんろん キヤククワン―クワンネンロン [9] 【客観的観念論】🔗⭐🔉
きゃっかん-てき-かんねんろん キヤククワン―クワンネンロン [9] 【客観的観念論】
世界は単なる主観的な観念ではなく,究極的・観念的実在によって成り立っているとみなす考え。その実在を観念的なものとみる点で唯物論に対立し,さらにその観念を客観的なものとみる点で主観的観念論に対立する。プラトン・ヘーゲル・シェリングなどが代表的。
きゃっかん-てき-せいしん キヤククワン― [7] 【客観的精神】🔗⭐🔉
きゃっかん-てき-せいしん キヤククワン― [7] 【客観的精神】
ヘーゲル哲学の用語。精神が歴史的・社会的な形で自己外化したもので,主観的精神と絶対的精神との中間に位する。ここでは自由になった意志が,外的には法として,内的には道徳として実現し,統一されて人倫となる。
→絶対精神
きゃっかん-てき-だとうせい キヤククワン―ダタウセイ [0] 【客観的妥当性】🔗⭐🔉
きゃっかん-てき-だとうせい キヤククワン―ダタウセイ [0] 【客観的妥当性】
認識が客観的であり,その内容が個々の主観を超えて普遍的にあてはまること。
大辞林 ページ 142253。