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きょう キヤウ 【卿】🔗🔉

きょう キヤウ 【卿】 ■一■ [1] (名) (1)律令制で,八省の長官。また,明治の太政官制の各省の長官。 (2)大納言(ダイナゴン)・中納言・参議以上の官,三位(サンミ)以上の位の人。けい。大臣を公というのに対していう。 (3)(代名詞的に用いて)相手の貴人を敬っていう。あなたさま。 ■二■ (接尾) 人名に付いて,イギリスなどでの爵位をもつ人に対する敬称として用いられる。「ウインストン―」

きょう キヤウ [1] 【境】🔗🔉

きょう キヤウ [1] 【境】 (1)区切られた場所。「無人の―を行く」「斯(カカ)る―にはふさはしい物語り/続風流懺法(虚子)」 (2)心の状態。「無我の―」 (3)〔仏〕 人間の感覚器官と心の認識能力の対象。眼・耳・鼻・舌・身・意の六根それぞれによって認識される色・声(シヨウ)・香・味・触・法の六境。境界(キヨウガイ)。

きょう ケウ [1] 【橋】🔗🔉

きょう ケウ [1] 【橋】 脳幹部のうち,上方は中脳,下方は延髄に続き,前方に丸く膨らんだ部分。多数の神経繊維が複雑に走り,三叉・外転・顔面・内耳の各脳神経の核がある。脳橋。

きょう [0] 【興】🔗🔉

きょう [0] 【興】 (1)心に感じる楽しさやおもしろみ。「―を覚える」「―を添える」「―をそそる」 (2)その場のたわむれ。座興。 (3)「詩経」の六義(リクギ)の一。漢詩の表現・修辞による分類の一。草や鳥など自然界の事物から歌い起こして,それとなく人間世界にたとえる手法。

――が醒(サ)・める🔗🔉

――が醒(サ)・める 今まで抱いていた興味や愉快な雰囲気が失われる。興がそがれる。「彼の一言で座の―・めた」

――に入(イ)・る🔗🔉

――に入(イ)・る おもしろがる。興を感じて夢中になる。

――に乗(ノ)・る🔗🔉

――に乗(ノ)・る おもしろさに心が浮かれて何かをする。興に乗ずる。

きょう ケウ [1] 【轎】🔗🔉

きょう ケウ [1] 【轎】 小さい車や駕籠(カゴ)などの乗り物。

大辞林 ページ 142346