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きょう-ほう キヤウ― [0] 【襁褓】🔗🔉

きょう-ほう キヤウ― [0] 【襁褓】 〔「きょうほ」とも〕 (1)赤子を包む布。産着。「―のなかに包まれて衣帯を正しうせざしかども/平家 4」 (2)おしめ。おむつ。 (3)赤子のこと。

きょうほう キヤウホウ 【享保】🔗🔉

きょうほう キヤウホウ 【享保】 江戸時代の年号(1716.6.22-1736.4.28)。正徳の後,元文の前。中御門(ナカミカド)・桜町天皇の代。将軍は徳川吉宗。きょうほ。

きょうほう-きん キヤウホウ― [0] 【享保金】🔗🔉

きょうほう-きん キヤウホウ― [0] 【享保金】 江戸幕府が享保年間に鋳造した,良質の大判金・小判金・一分判金の総称。金位は慶長金に同じく,久竹の極印がある。1736年まで発行した。

きょうほう-ぎん キヤウホウ― [0] 【享保銀】🔗🔉

きょうほう-ぎん キヤウホウ― [0] 【享保銀】 江戸幕府が正徳・享保年間(1711-1736)に鋳造した良質の丁銀・豆板銀の総称。1736年まで発行した。

きょうほう-じゃく キヤウホウ― [3] 【享保尺】🔗🔉

きょうほう-じゃく キヤウホウ― [3] 【享保尺】 享保年間,徳川吉宗が紀州熊野神社の古尺を写して天文観測に用いたと伝えられる尺。一尺は30.363センチメートル。 →又四郎尺 →折衷(セツチユウ)尺

きょうほう-の-かいかく キヤウホウ― 【享保の改革】🔗🔉

きょうほう-の-かいかく キヤウホウ― 【享保の改革】 将軍徳川吉宗が幕藩体制の安定と強化のため,その在任期間(1716-1745)を通じて行なった諸改革。幕政機構の再編,法制の立て直し,都市商業資本の統制,上米(アゲマイ)の制,定免制による年貢徴収の強化,新田開発,甘藷(カンシヨ)など新作物栽培の奨励,米価の安定,通貨の統一,目安箱の設置など。寛政・天保の両改革とともに幕府の三大改革の一。

きょうほう-の-ききん キヤウホウ― 【享保の飢饉】🔗🔉

きょうほう-の-ききん キヤウホウ― 【享保の飢饉】 1732年(享保17),長雨とイナゴの大発生によって稲作が大損害を受け,伊勢・近江以西の西国に起こった大飢饉。米価は四,五倍に騰貴し,飢民は二〇〇万人に達したという。

大辞林 ページ 142465