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――を懸(カ)・く🔗🔉

――を懸(カ)・く 「懸車(ケンシヤ)」に同じ。「列子―・けて往還せず/和漢朗詠(雑)」

――を摧(クダ)・く🔗🔉

――を摧(クダ)・く 〔白居易「大行路」〕 人の心の変わりやすく頼りにならぬことを,けわしい道では堅固な車もこわれることにたとえていう。

くるま-あらそい ―アラソヒ 【車争ひ】🔗🔉

くるま-あらそい ―アラソヒ 【車争ひ】 物見に出かけた牛車を立てておく場を奪い合って,従者の間で争うこと。特に源氏物語の葵上(アオイノウエ)と六条御息所(ミヤスドコロ)の従者たちの争いは有名。車立て論。

くるま-い ― [3] 【車井】🔗🔉

くるま-い [3] 【車井】 「車井戸(クルマイド)」に同じ。

くるま-いす [3] 【車椅子】🔗🔉

くるま-いす [3] 【車椅子】 歩行の不自由な人が使う,車のついた椅子。

くるま-いど ―― [4] 【車井戸】🔗🔉

くるま-いど― [4] 【車井戸】 滑車(カツシヤ)に綱をかけ,その両端につけた釣瓶(ツルベ)で水を汲み上げる井戸。車井。

くるま-えび [3] 【車海老・車蝦】🔗🔉

くるま-えび [3] 【車海老・車蝦】 海産のエビの一種。青みを帯びた薄い褐色で,体の各節に横縞があり,体を巻くと縞が車輪のようにみえる。尾節の末端近くの側縁に三対のとげがある。体長25センチメートルに達する。美味。本州東北沿岸以南に広く分布。養殖もされる。体長10センチメートル以下のものはサイマキと呼ばれる。

くるま-がえし ―ガヘシ [4] 【車返し】🔗🔉

くるま-がえし ―ガヘシ [4] 【車返し】 (1)山道などが険しくて,そこから先は車では入れないので車を戻す場所。また,寺社の参道などで,車の進入を禁じ,車を返さなければならない所。 (2)「車懸(クルマガ)かり{(1)}」に同じ。 (3)サトザクラの園芸品種の一。花は淡紅色で大輪。御車返し。

くるま-がかり [4] 【車懸(か)り】🔗🔉

くるま-がかり [4] 【車懸(か)り】 (1)中世以後の戦法で,一番手・二番手・三番手と代わる代わる入れかわりたちかわり相手を休ませずに攻めたてること。車返し。 (2)相撲や剣道などで,勝ったものに新手が次々にかかっていくこと。

くるま-がき [3] 【車垣】🔗🔉

くるま-がき [3] 【車垣】 露地などに設ける垣で,萩などを束ねて車輪を二分あるいは四分した形に作ったもの。四分した形のものは扇垣(オウギガキ)ともいう。

大辞林 ページ 143094