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くろ-がしら [3] 【黒頭】🔗🔉

くろ-がしら [3] 【黒頭】 能で,長く垂れた黒毛の頭(カシラ)。「田村」の前ジテ,「弱法師(ヨロボシ)」「邯鄲(カンタン)」などに用いる。歌舞伎でも鬘(カツラ)として使う。

くろ-かしわ ―カシハ [3] 【黒柏・黒柏鶏】🔗🔉

くろ-かしわ ―カシハ [3] 【黒柏・黒柏鶏】 ニワトリの一品種。長鳴性で,一〇秒にも達するものがいる。羽色は黒。トウマルに似ている。天然記念物。

くろ-かど 【緇門】🔗🔉

くろ-かど 【緇門】 〔「緇門(シモン)」の訓読み。「緇」は黒の意。黒衣を着る家の意から〕 仏門。

くろ-がね [0] 【鉄】🔗🔉

くろ-がね [0] 【鉄】 〔黒い金属の意〕 (1)鉄の古称。現在も文語的に用いる。「―づくりの門」 (2)きわめて堅固なもののたとえ。

くろがね-の-しろ 【鉄の城】🔗🔉

くろがね-の-しろ 【鉄の城】 きわめて堅固な城をたとえていう語。

くろがね-の-たて 【鉄の楯】🔗🔉

くろがね-の-たて 【鉄の楯】 (1)鉄製の楯。 (2)身を守るのにたよりになる堅固なもの。「是さへござれば―でござる/狂言・空腕(虎寛本)」

くろがね-もち [4] 【黒鉄黐】🔗🔉

くろがね-もち [4] 【黒鉄黐】 モチノキ科の常緑高木。暖地の山中に生える。雌雄異株。葉は濃緑色で広楕円形。五月頃,葉腋から出た短い花柄上に淡紫色の小花を散状につけ,花後,赤熟する石果を結ぶ。

くろ-かび [0] 【黒黴】🔗🔉

くろ-かび [0] 【黒黴】 コウジカビの一種。黒色の胞子をつける。アミラーゼなどの酵素を出し糖分を分解してクエン酸を作るので,有用菌として利用される。

くろ-がまえ ―ガマヘ [3] 【黒構え】🔗🔉

くろ-がまえ ―ガマヘ [3] 【黒構え】 古い築城法の一。土塁を高く構え,外から中が見えないようにしたもの。 ⇔透き構え

くろ-かみ [0][2] 【黒髪】🔗🔉

くろ-かみ [0][2] 【黒髪】 黒くて光沢のある美しい頭髪。「緑の―」

くろかみ-の 【黒髪の】 (枕詞)🔗🔉

くろかみ-の 【黒髪の】 (枕詞) 黒髪の形状から,「乱る」「長し」などにかかる。「長からむ心も知らず―乱れてけさは物をこそ思へ/千載(恋三)」

大辞林 ページ 143134