ぐん-りつ [0] 【軍律】 （１）軍隊の中で守らなければならない規律。 （２）軍人に適用される法律。軍法。

ぐん-りつ [0] 【群立】 （名）スル 多くのものが群れをなして立つこと。「高層ビルが―する街」

ぐん-りゃく [0][1] 【軍略】 軍事上の計略。作戦。戦略。「―家」

ぐん-りょ 【軍旅】 （１）軍隊。軍勢。「数万の―は堂上堂下に次(ナミ)居たれども/平家 6」 （２）戦争。いくさ。「丁壮そぞろに―につかれなば/太平記 8」

ぐん-りょ [1] 【軍虜】 （１）捕虜。 （２）野蛮な兵隊。敵兵をののしっていう語。「―地を動かして，弓剣威を振ふ/海道記」

ぐん-りょう ―リヤウ [0] 【軍糧】 軍隊の食糧。兵糧(ヒヨウロウ)。

ぐん-りょう ―リヤウ [0] 【郡領】 郡司の中の大領・少領の総称。

くん-りん [0] 【君臨】 （名）スル （１）君主として国家を統治すること。君主の座にあること。「聖王の―する国」 （２）ある分野で，他の者をおさえて絶対的な力を振るうこと。「財界に―する」

――すれども統治(トウチ)せず 国王は君主として君臨しているが，統治権は議会を通じて国民が行使する。イギリスの政体をいう。

ぐん-るい 【群類】 多くの生類(シヨウルイ)。もろもろの生き物。「無縁の―をすくはんがために/平家 2」

くん-れい [0] 【訓令】 （名）スル 上級官庁が所管の下級官庁に対して事務の方針や権限の行使などの基本に関する命令を発すること。また，その命令。 →通達

くんれい-しき-ローマじつづり [11] 【訓令式―字綴り】 日本語を書き表すためのローマ字のつづり方の一。ヘボン式と日本式を折衷したもの。1930年（昭和5）に，文部省に設けた臨時ローマ字調査会の答申に基づいて，37年（昭和12）内閣訓令として公布された。54年（昭和29），政府はこの訓令を廃し，やや改訂を加えたものを「ローマ字のつづり方」として告示した。